
見返せば、2012年03月15日(過去ログ21)の記事であった。
出先で、あの時の上司と再会を果たした。
もう14年も顔を合わせていなかったが、後ろ姿で分かった。
突然声をかけられた上司は驚いた様子だったが、すぐに私とわかったようだった。
ここ数年来、仕事のプレゼンで、ホワイトボードに大きくオムネの絵を描くことが多い。
2年ほど前までは、真正面の上半身に、下半の円弧を左右2つと、それぞれの中心に小さい丸を2つ書くだけだった。
駆け出しのころ、「男性の書くオッパイは大きくなりがち」と、先輩が揶揄されていたのを見てきたので、あえて解像度を極端に落としていたのだった。
ところが近年、仕事内容のバリエーションが増えてきたために、解像度の低い絵ではプレゼンできなくなってきた。
そこで、左右斜め視点から三次元を意識した構図にし、解像度も上げて書くように変更した。
そしてそれは、現実よりは明らかに大きいし、首や腰のラインもくびれ過ぎている。顔の輪郭はアニメフェイスだ。プレゼン用のシェーマ(医療界で説明用の略図(独語))としてはやりすぎに違いない。
これに踏み切ったのは、普段から描きなれていることもあったが、自身の実績と地位が積みあがったことで、大概のことではからかわれないと踏んだところもあった。
表情を変えず10秒ほどで描きあがるのがポイントだ。
ある日突然にそれをやり始めたときは「立体的になった!」とどよめきが上がり、忘年会では女性技師さんに「あんな綺麗な女性を描けるようになりたいです!」と褒められた。(…本当に褒められたのか?皮肉か?)
遂に趣味が仕事になった。