主役。
「来たる2」の主役ほどではないが、ロクな目にあわない。
スマホゲーム「アリスギア」は、轟雷ちゃんが出るということで始めた。
轟雷ちゃん(☆4つ)のドロップは期間限定で、その終了ギリギリに参戦したものだから、轟雷ちゃん(☆4つ)は辛うじてお迎えしたものの、システムを理解が追いつかず、専用武器(ギア)のフリースタイルバズーカやタクティカルナイフを入手し損なった。
他のアクトレス(プレイキャラ)の専用ギアはいつでもショップで買えるのだが、期間限定キャラである轟雷ちゃんらの専用ギアは期間が終わるとショップから消えてしまう。一時は絶望したのだが、稀に特定のマップ(調査任務・マルチプレイ)でドロップすることを知った。(その道を残してあるあたり、運営は流石である。)
専用ギアのドロップは特定のマップで戦闘に勝利した結果として生じるが、その率は4%ほどとされる。そして、ドロップしたとしても、それが狙ったものである率は1/3(狙ったキャラのものである率)X1/4(狙ったパーツカテゴリである率)で1/12となる。つまり、戦闘の結果、狙ったギアを得る率は、なんと0.3%である。
とはいえ、これ以外に方法が無ければやるしかない。轟雷ちゃんを、何回戦闘に駆り出したかわからない。遂にレベルがMAXとなり果てた昨日、遂に、フリースタイルバズーカがドロップし轟雷ちゃんの専用ギアが揃った。
リロード、弾速共にはやく、ライフル感覚で撃ちまくれる。
帰ったら寝るだけで、絵もプラモも、何一つ進まない。何をするにも、APの減りが激しすぎる。
まるで、泥沼に足を取られたみたいだ…。
ありとあらゆる点で面倒度最高のキャラを終えた。
主役じゃないけど、たぶん、主役はこいつ。
帰ったら寝るだけの生活に陥っており、いっこうに進まない。
明日からがんばる。
ようやく、絵の清書に入る。
一番面倒なキャラが終わったからあとは楽勝かと思ったが、そうはいかず、他のもやっぱり時間がかかる。
顔絵だけで済まそうと思っていた脇役たちまで全身で描き始めたから、いつまでたっても清書に入れない。ようやく、グラあり14人分の下絵が出来上がった。もう増えない。
本文は手直しを終え、完成した。
本文を一通り書き終えた。
シナリオ量は、過去最大級のボリュームになってしまった。
これから、頭から読み直して、不自然ところがあれば修正していく。
今年の春、「朱羅 忍者 影衣」と「朱羅 弓兵 影衣」の三次生産分をコトブキヤショップ秋葉原店でうっかり予約してしまったから、遠路、取りに行かねばならなかった。はっきり言って転売品でも買った方が相当に安く済んだのだが、それはなるべくしない方針だった。
ただ予約分を買いに行くのでは、交通費の分、割高感が半端なかった。だから、他の用事がないか確認すると、あった。「第58回全日本模型ホビーショー」。さらに現地販売で一人一点限りで「朱羅 忍者 影衣」と「朱羅 弓兵 影衣」も販売するというから、一石二鳥だった。同品は一人一点のショップ限定品で、予約していなければ転売品でもない限り手に入らない代物だったから、複数欲しければ極めて有効な入手経路だった。
5時、始発で出発し、12時30分頃、現地着。
早速現地販売所へ行くと、なんともう「完売」だった。開始3時間以内に売り切れたことになる。やるせなかったが、私はもうすでにオンラインショップと秋葉原店で2セットの入手が確定していたから、欲張りは言えなかった。転売屋ではなく、今まで手に入らず、本当に欲しかった人の手に渡ったことを祈った。
さて、このまま帰るのでは、交通費の分、あまりに非効率であった。今回の目的は、現地販売品だけではなく、「メガミデバイストークショー」と「アニメ『フレームアームズ・ガール』ガチなカナガタ☆トークデイズ」でもあったから、そちらへ向かった。
12時50分頃。イベントブースへ行くと、「メガミデバイストークショー」は既に満席、立ち見まであった。そして、1時間後開始の「アニメ『フレームアームズ・ガール』ガチなカナガタ☆トークデイズ」の列ができ始めてたから、そこへ並んだ。並んだ位置からはイベントステージがよく見えたから、立ち見としても申し分なかった。
「メガミデバイストークショー」、鳥山 とりを(ランペイジ)、浅井 真紀(プラスチカ)、野内 秀彦(コトブキヤ)出演。
メガミデバイスの開発秘話から今日に至るまでの、いわば思い出話だった。手探りで始めたことや、売れに売れた「朱羅」、一転「ボークだった」と吐露された「マジ・プリ」の話は興味深かった。メガミデバイスとしての商品スタイルが固まりつつあるなか、これからも新しいことに挑戦してゆきたいというコメントには、創造者の気概を見た。
入場は入れ替え制だった。1時間以上並んだ甲斐あって、最前列、ほぼ中央に席を得た。
「アニメ『フレームアームズ・ガール』ガチなカナガタ☆トークデイズ」、出演、杉山学(アニメ『フレームアームズ・ガール』プロデューサー)、綾瀬有(スティレット役)、常石ツネオ(カナガタ・デイズ作者)、青木将利(コトブキヤ)。
司会進行役の杉山さんは慣れた様子で場を盛り上げた。トークのテーマは題名通り「カナガタ」だった。なぜカナガタなのかと疑問符だったが、模型ホビーショーだから、アニメではなくプラモに寄った話題にしたのだろうと想像した。杉山さんと青木さんがカナガタについてガチなトークを交わす中、その二人の間でステージ中央に座る綾瀬さんとツネオ先生がエプロン姿でタイヤキを焼き始めるという、模型イベントのトークショーとしては想像外の演出があった。カナガタもタイヤキも金属のカタで形を決めるという共通点に因ったものだった。とにかく、タイヤキが強烈すぎて、他の話題がほとんど頭に残らなかったのだが、極めて愉快なステージだったことは間違いない。また、アニメの声優を生で見るのは今回で初めてだったから、綾瀬さんのトークを至近距離で見聞きできたのは貴重な経験だった。
センチねるくんと写真を撮って頂いてから、会場を後にすると、外は台風接近中で荒れ模様であった。東京でもう少しゆっくりしてから帰る予定だったが、秋葉原店で予定のキットを回収し、早々に帰路についた。帰りの車内では、シナリオ本文の執筆がはかどった。
毎日少しずつ書き進めているのだが、まだ終わらない。
文字数では「来たる2」を既に超えているが、「来たる(初代)」には及んでいない。
登場キャラ数は過去最多になる見通しで、全員の絵を描くわけではないにしても、先が思いやられる。
実はプロットは、ストーリーの最初と最後が未完成だった。
これを本体の内容と矛盾しないように整えることに成功し、完成した。パズルのピースがパチっと合ったようで、気持ちが良い。
同時に、全ての登場人物とその背景設定が確定した。予想通り、立ち絵の下書きには若干の修正を要する。
全ての立ち絵9キャラ分の下書きが終わった。タイトな予定だったか、狂いなし。完成はシナリオの本文が終わってからにする。シナリオの関係でデザイン変更になった場合に困る。
いよいよ、シナリオ後半に入る。毎度恒例の、シナリオが複雑に分岐してくるあたりだ。
矛盾を生じないよう、細心の注意を払っていく。
本文が、やっと半分といったところか。書いていくと、プロットで気がつかなかった矛盾やストーリーの粗が見えてくるので、それを正しながら進んでいく。
一旦書いた本文も、10辺読み直しておかしなところを直していく。
先日、一気に描いた下絵、メイン5キャラ分はしばらく寝させておき、時間を空けてから気になる歪みを修正していく。
さて、新作をやるということは、また絵を描くということと同義だが、むしろそっちが目的で、新作は手段とも言える。
絵を描いたのは、2017年3月が最後だったと記憶しているから、ほぼ1年半ぶりとなる。
まず、再び描き始めるのに気合が必要だった。ツイッターでやると公言しておいて、自分に強制をかけた。それから、フォトショを起動して、PC(Surface)のペンを握った。長すぎるブランク、果たして、ちゃんと描けるのだろうか?ところが、問題は自分のブランク以前の所に存在した。ペンがちゃんと反応しない。点は打てるが線は描けない。ペンの電池を代えたり、画面を拭いてみたりサポートサイトを見て色々試しても、改善しない。結局、無理だということになって一旦絶望するも、ずいぶん昔に買って結局使わなかったペンタブがあったのを思い出し、それをホコリにまみれて引っぱり出した。それを買って使っていなかったのは、Surfaceにペンが付属していたからに他ならなかったのだが、思わぬところで活躍の場が現れた。サポートサイトでドライバをインストールすると、果たして、ペンタブはちゃんと機能した。ところが、だ。Surfaceは描いている画面に直接ペンを当てる形式だったから、画面と別のところでペンを走らせるいわゆるペンタブを使っていなかったのは、1年半どころではない。思い返せば初代「来たる」の製作途中からだったから(初めてSurfaceのペンで描いたのは「鏡子」の立ち絵だった。)、3年以上ぶりである。それだものだから、思った方向に線が引けない。まるで、初めてペンタブを買った時のようだった。悪戦苦闘すること3時間、ようやく、絵を描く手が元に戻ってきた。
ゲームに実装することになる本文を書き始める。
2~3時間で結構書き進んだつもりだが、過去作の平均的な文章量のまだ1/10だし、今作としても、まだオープニングが終わっていない。