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今の時代の塗装

ツイッターではモデラー様方のフォローが増えて、今時の作品を目にする機会が増えた。

今時の…、というのは、轟雷ちゃんに出会うまで、20年以上も本気でプラモデルについて考えなかったからだ。感覚的には、プラモ狂四朗の時代からタイムスリップしてきたに等しい。

今時の…、と口にすれば時代遅れの始まりと思っているから、何としてでも時代についていくというのが、私のスタンスである。


この最近に勉強したことのまとめだ。

・コトブキヤのプラモは、塗る前に洗剤で洗ってよく乾かしておかないと、塗料が弾かれることがある。(大丈夫のことも多いが、弾かれた場合にリカバリーが難しいので洗うのが無難。)

・洗う方法は色々あろうが、洗面へ張った水に食器用洗剤を溶解し、ランナーごと浸けてじゃぶじゃぶやるのが良い。後でランナーから切り離す時にまた手垢がつく気もするが、切り離してから洗うと部品を失くす。素手では手荒れするので手袋必須。

・すすぎは必ず流水で行う。たまり水では洗剤が残り。台無しになる。

・すすいだ後は振って水切りしてから吊っておく。水切りしておかないとなかなか乾かないし、水滴の跡が残ったりする。

・サーフェイサーと言えば傷処理が主な役目と思っていたが、現状、発色をよくするための下地としての役割が大きい。明るい色の下地には白のサーフェイサーを、暗い色の下地にはグレーか黒のサーフェイサーを選択する。成型色が塗る色に近ければ必須とは言えない。

・サーフェイサーを使うと表面の凹凸や傷が見えるようになるので、気になるならサンドペーパーで処理する。

・エアブラシの隠ぺい力は筆塗りやスプレー缶に大きく劣る。塗る色が成型色と違う時は、色に合わせたサーフェイサーが必須。

・エアブラシによるガイアカラーの塗膜は非常に強力で薄い。

・細かい塗り分けは、エアブラシ+マスキングで可能だが、1ミリ以下の精度において筆塗りに劣る。

  • 2018年03月02日(金)10時52分

量産

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先の技法を使って、CAG姉妹の顔を作り直す。
目のデカールは僅かなズレで「福笑い」になるから、毎度、コンマ何ミリの調整に神経をすり減らす。

  • 2018年02月28日(水)10時40分

妥協点の上昇

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「自分なりのベストを尽くす」

自分の限界点が目標となるが、往々にして、その限界点は自分で設定したものだ。

今のところの限界点は、こんなところだ。

・塗装ブースを置く環境にない → 窓から屋外に手を出すことでスプレー操作はできるが、人目もあるので、ごく短時間に限られる。冬は寒いし、夏は窓を開けているお向かいさんに迷惑。

・作品を置くスペースが少なく、出来たものは箱に重ね置きになる。 → 全体塗装の作品は傷みやすい。

すると結局、筆塗りの部分塗装に落ち着くことになる。(パチ組みレビューの「パチ組みに寄せて」も本心ではあるが、実情に合わせたものでもある。)

そう思って、ずっとやってきた。
で、しばらく前に、壁にぶつかっていた。

「FAガールの頬紅」である。

筆塗りに固執していたから、ドライブラシでずいぶん頑張った。
だが、どうしてもうまくいかない。自分のドライブラシの技量では、ふわっと柔らかいピンクに塗れないのだ。

で、これが限界と諦めていたところに、今回の「四神杯」である。
今一度、「本当に限界なのか」と考えなおすきっかけになった。

実は、轟雷の取り説に、ちゃんと、頬紅の塗り方が書いてあるのだ。それが、塗料を使った筆塗りではなかったせいか、自分の選択肢の中から外されていた。

それを改めてよく読んだ。そして、提示された資材を、その通りにそろえた。

・ヌーベルカレーパステル6本組 ロ-ズ NCT#014
・400番サンドペーパー
・短い小筆

本当に、これでうまくいくのか?
未知への挑戦だった。

取り説の通り、忠実に作業を行った。
最初に試したのは、素のタンポなし顔パーツだったが、これは色がうまく乗らなかった。ツルツル過ぎたのだ。
そこで、半光沢のトップコートを吹いてから再試行すると…、


実に素敵じゃないか?
しかも簡単だ。今までできないと思っていたのは、何だったのか。
この技術は、他のことにも応用が利きそうだ。


この記録を書いている間に、「四神杯」の参加枠は埋まった。作品を東京まで持って行く夢…、ちょっと面白かった。

  • 2018年02月27日(火)10時24分

趣味とは 巡る思い

「コトブキヤプラモデル ユーザーエキシビジョン in コトブキヤ ~ 四神杯 しじんはい ~」。

立川、秋葉原、日本橋のコトブキヤ各店で、ユーザーの展示会が開催される。参加は、提示された規約に準じた作品を期間内に持参すればOK。各個の品評は予定されない。開催後は定められた期間内に回収しなければならない。

いずれの開催場所も遠く、提出と回収と2度も行けるわけがない。出せる作品もないと思っていたから、自分には関係のないことと考えていた。

しかし、手帳を見ると、提出期間内に別件で東京へ出る予定があるではないか。また、回収期間内に、また別件で行く予定がある。そして、作成中のキットは、一部を改修すれば規約に準じるものだった。

思いがけず、参加が現実味を帯びた。【提出】、【回収】、【作品】。この3点をクリアし展示会に参加できる見通しが立ったのは、FAを始めてから初のことであった。


作品を、実際に人に見せる。
写真ではすでに多くをWeb上に公開しているが、実物を見せるとなると焦りを感じた。
果たして、こんなもので良いのか?自分なりのベストを尽くす必要を感じた。
ACの対戦会に参加した時のような、高揚。
ああ、これが展示会に参加するということなのか。

ところが、限りある参加枠は、日に日に埋まってゆく。
参加を決意した当日に日本橋が埋まり、先週末に秋葉原が埋まった。そして昨日、立川の残2枠がツイッターで知らされる。
東京に行く予定は来週のことだから、枠が残っている可能性は極めて低いこととなった。

なんだ!頑張って作りはじめたのに、出られなかったら、ただの自己満足じゃないか!

…そう思った直後に、自分が可笑しくなった。
模型なんか、最初っから、自己満足だと思って始めたんじゃァないか?
出られないとしても、自分なりのベストを尽くす。何も変わることはない。

  • 2018年02月26日(月)09時12分

夜なべ

大きなブースターが欲しくて、買ったばかりのレイジングブースターを組んでいたら、寝不足になった。
でもこれ、ブースターじゃなくて、Zガンダムの脚。

  • 2018年02月20日(火)10時18分

充電くん

パチ組みした「充電くん」を手に考える。

アニメ「フレームアームズガール」に登場する「充電くん」は、各ガールそれぞれに専用のデザインになっている。素体たる「マテリア白黒」や「アーキテクト」のすら、独自のカラーとエンブレムが施されている。

では、この、現在発売中のキット「「エンブレム無し・グレーの充電くん」。これは一体何なのだろうか?

組みになるFA:Gのない、「野良」だろうか?
「野良充電くん」は、組みになるFA:Gが現れるのを待ちながら暮らしている…あるいは眠っているのだろうか?

(それとも、組みになるFA:Gとほぼ同時に製造されて、この「エンブレム無し・グレー」は製造過程でのわずかな間のものなのだろうか?)

もし、「野良充電くん」がいるのだとしたら、未だ専用の充電くんをもたない、「シングルのFA:G」も、また、いるのではないだろうか?

充電くんのいないFA:Gがいるとすいれば、それはなぜ生まれたのだろう?どうやって充電するのだろう?

そして、積んであった「イノセンティア」を開封する。

  • 2018年02月14日(水)15時53分

しまむらデカール

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しまむらとコトブキヤのコラボで、服を買うと限定のデカールがついてくる、というのがあった。

別にそれを着たいわけでもなかったが、限定デカールと言われれば買わないわけにはいかず、一通り買い揃えた。

で。

デカールだけ取って服は着ない、というのは、シールだけ取ってチョコウエハースは食べない小学生みたいで嫌だったから、結局着ている。

そこまでして買ったデカールも、使わないともったいないと思い、それ用にキットを買い集め、組んで貼った。

  • 2018年02月09日(金)12時03分

スペース確保

増え続けるプラモに、部屋が限界を迎えつつあった。
大雪で家に閉じ込められたのをいい機会として、昨年夏から考えていた、押し入れの大掃除を決行した。
WiiやX BOXなど、今後もおそらく触る機会がないと考えられる機器やその関連品、サイズが合わなくなった服などを、一気に処分した。
予想より多くのスペースが空いた。
これであと、3年はプラモができる。

  • 2018年02月05日(月)12時54分

Lap. RHC+LAR

所要時間、予想7時間。
実際は8時間かかった。

  • 2018年01月29日(月)23時16分

回復の兆し

秋から酷い鬱状態が続いていたと思う。
目標の喪失、地位喪失の不安、年末年始の多忙、身体機能喪失の不安。
これらから解放されたからだろうか。やっと、趣味と仕事に手がつくようになってきた。

まだ積みプラの山は低くならないが、がんばる。

  • 2018年01月23日(火)14時06分

X8

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積みプラ消化作戦継続中。
思ったより余裕とパチ組みを楽しんでいたが、「X4」とか「X8」が頻出し始めてから苦行になった。
でも、出来上がったらカッコよくて、苦しかったことなんかすっかり忘れた。

  • 2018年01月17日(水)14時54分

ミッション終了

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「フルアーマー轟雷ちゃん」が発表されてから、スティレットやミサイルを買い置きしつつ、ブルーレイの発売を待ち、実に長期間にわたって準備したものが、やっと組み上がった。

  • 2018年01月15日(月)19時40分

デカール多数

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やっと完成。こいつら、意外と大変だった…。

  • 2018年01月14日(日)07時54分

年始休暇

貴重な休みだった。

同人ゲーの資料のために買った本は1冊読み終えた。
構想の多くの部分が自分の無知に立脚したものだったことが判明、大幅な変更または中止を余儀なくされる。

積まれていたルフスガールと轟雷改の組み立て。
サッサと組み上がると思っていたが、ルフスガール1体の組み上げに4時間半を使用。轟雷改まで手が回らず。

それでおしまい。
休みへの期待が過剰だったか…。

今年の抱負は現状維持。
走り続けないと現状維持できないとか、自転車か、泳いでないと死ぬマグロか。

  • 2018年01月04日(木)06時44分

強制起動

遂に、積みプラが天上に迫った。
この秋に、ヤクトファルクスやギガンテックアームズ、その色違い、バーゼNEなど、箱の大きいやつが相次いで発売されたせいだ。そして、買い時を逃すと手に入らないイーギルにシータ、砲戦バゼ、さらに、疲れたときに数を考えずにポチッたルフスとそのガールがトドメとなった。

帰ったら疲れて寝るしかないので組めない…、などとは言っていられない。
朝、早起きして、少しずつでも組むことにする。

  • 2017年12月27日(水)15時48分

行く年

今年は何かと苦しかったが、なんだかんだで終了モードに入った。
来年は良い年になるよう、最後まで油断しないようにしよう。

  • 2017年12月23日(土)07時53分

創作が燃料か

プロットを書き出してから、体調がよくなった。
あるいは逆なのかもしれないが…。
主キャラを数えて立ち絵が7人分も必要なのかと悩んだが、これまでの作品も、そのくらい描いていた。

  • 2017年12月21日(木)15時53分

プロット開始

形になりそうだ。
前作はストーリーが陰惨に過ぎたので、今度は「やってよかった」というエンディングを目指したい。
…無理かな…。プロットの段階で、既に変な話になってきてるし…。

  • 2017年12月20日(水)17時01分

同人ゲーム再着火

「来たる」のバグ報告を受け、久しぶりにツクールを開いた。ほどなく原因は特定され、修正、ver.2.03をアップした。

再UPすると、翌昼までに5本ほどがDLされた。ありがたい限り。

脳の奥で鎮火したと思っていた同人ゲームの火が、わずかに灯った。

新作の方向性は見えたが、大量の積みプラとリアル仕事の前に、進められるかは全くわからない。

  • 2017年12月19日(火)16時02分

一人と一体の旅

アップロードファイル 1122-1.jpgアップロードファイル 1122-2.jpgアップロードファイル 1122-3.jpg

コトブキヤフェス2に出席すべく、前夜の22時半、岡山駅から寝台特急に乗る。寒いし眠いし暗い。
2時半ごろに寒さで目覚め、暖房のスイッチを入れていなかったことに気がつく。
眠れなくなって天窓を開けると、三日月と小田原城が見える。

8時、立川駅に着く。あおちゃんのようなJKのたくさんいる、良い町だ。荷物を駅のコインロッカーに預け、まだ誰もいない立川本店に入る。開店の10時までひたすら待ち、目的の①キューポッシュアーキテクトマン、②アーキテクトマン私だッ!ツールボックス、③ミニミニアーキテクトマンver.2、④開催記念特製缶バッジを、予定通りに入手した。また、アンケートに答えたことで、期せず、「キューポッシュの羽子板」を入手した。

11時、本来の目的である母校へ向かう。つい昨日のことのように思い出される、楽しかった過去。懐かしさに心は浮つき、歩みは速くなる。が、湘南新宿線が架線のトラブルで止まっている。何たること…!

予定時間を大幅に遅れて、5年ぶりとなるキャンパスへ入る。5年ぶりだ。新しい建物が増えているが、見知っているものは、全て、そのまま古くなっていた。行きつけだった定食屋とハヤシライス屋は、店をたたんでいた。友人たちと歩いた林は切られ、駐車場になっていた。木枯らしに、枯れ葉が足元を舞う。
突然の轟音に見上げれば、あの時はなかった「E5系」が、恐ろしいスピードで頭上を駆け抜けるのだった。

改めて、そしてまた、「過去」は記憶の中にしかないと知る。
今あるものは、この「今」だけだった。

帰ろう、私の「今」へ。

  • 2017年12月18日(月)19時08分
Web Diary