ひと月前から、左目の視野に黒い点が見える。こういうのは放っておくといけないことがあるとは知っているが、専門外なのでそれ以上のことは知らない。
そういうわけで眼科医にみてもらう。検査前の散瞳薬を受けると、噂通り、まぶしくてつらいし、PCなどの小さい字が読めなくなったので、その日の仕事は休憩。十分に効いたところで眼底鏡を受けると、診断は予想通り。で、黒点は増えない限りは心配ないが一生治らないという。
治らないと知ると元気がなくなり、そのあたりから風邪をひいて治らなくなって、今日に至る…。
今日はいよいよつらいので、同僚に立ち仕事を全部押し付けて、自分はデスクワークのみ、一日中安静とした。秋口から猛烈な忙しさが続いていたので、何かが故障したのだろう。
デスクでCDでも聴いていると、だんだん気持ちが楽になった。黒点は黒点ちゃんとでも名付けて、生涯付き合おう。仮に左目がつぶれたら、迅雷みたいな眼帯でもしようじゃないか。
明日からは、また、元通りに働けるに違いない。
「マイFAガール」に位置付けたキットが、ひとまず形になった。
完成ではないし、完成させる予定もない。
完成は目指すべきものかもしれないが、完成は同時に終わりでもある。「マイFAガール」は終わってはならないものと思うから、あえて完成させないのだ。
それはそうとして、ひどく寒くなった。
冬だ。
ついにエアブラシを導入。
筆塗りでずっとやってきたが、クリアー塗装だけは、どうしてもスプレー塗装に敵わなかったし、スプレー缶は色の選択肢が効かなかったからだ。
コトブキヤ発の塗料が溶剤系のガイアカラーで、今まで使ってきた水性塗料との併用が難しいことも、後押しとなった。
実は8年ほど前にもエアブラシを買ったことがあるのだが、上手く扱えずにどこかへ行ってしまったのだった。
今回は、丁寧にマニュアルを読み、ネットで指南を読んで、試し塗りをしてから開始とした。
想像したほど難しくないし、期待通り綺麗に塗れる。
問題といえば、エアコンプレッサーの振動くらいだ。耐震マットを買ってきて何とかしよう。
久しぶりのミキシングFA、マイFA:G、いずれも進みながらも、いまだに完成に至れない。
その横で、白虎、ヤクトファルクスらが次々と積まれていく…。
充電くんで遊びつつ、FA:G、FAのミキシングで遊ぶ毎日。
とはいえ、30分/day程度だが…。
最近、筆塗りがブームだそうだが…。
筆塗りは良いぞ、機材が要らないから…。片付けも楽だし…。
ああ、塗り面が広いと、塗りムラが…。
早く、エアブラシ、届かないかな…。
FA:G関連で、プラモ以外に数多くの商品が発売され続けている。
全部買うという選択をするのは簡単だが、それをやると出費がかさむし、何より置き場がない。
プラモ以外のグッズは全部買いしないことと決めて、実用性のあるものと、買わなかったのを後で後悔する可能性の高いものに絞る。
缶バッジとか、アクリルスタンドは可愛いけれど、幾つか買ったのは仕舞ってあるだけになっている。買わなければもう手に入らないと思うと不安になるが、要らないものは要らないと腹をくくらなければならない。
プラモは既に置き場が飽和状態になりつつあり、それを解決する手段として、コンテナは使えそうだ。
しまむらのスウェットはデカールがついているし、着られないこともないし、買いか。
「LINE」など不要と思っていた。なくても困らなかったからだ。
しかし先月と今月にかけて二度にわたり、LINEの友達登録を求められることがあった。
「やってないから」と断ったのだが…。
インターネット、キャッシュカード、携帯電話、無線LAN、USBフラッシュメモリー、ツイッター、スマートホン。
登場した当時は不要と思って少し様子を見たが、その後に手放せなくなったツールが、これまでいくつあっただろうか?
もちろん、Face bookなど、試してみたがやはり要らなかった、というものもあるが…。
「なくても困っていないから」は危険な発想だ。
面倒でも、新しいものに挑戦し続けなくては、きっと時代に取り残される。気がつけば「最近の若い者のすることはわからん」とつぶやく、引きこもりの老害になってしまう。
…というわけで、LINEをはじめてみる。
遅まきながら、視聴を終えた。
戦闘もあるけれど、概ね、あおちゃんとFAガールたちの、楽しい幸せな日常を描いた話と思った。自分の住む世界からは遠く離れた、夢のような世界で、到底手は届かないのだけれど、それを見ることで、自分も幸福感をわけてもらえた。
そのせいだろう。
話が終わりに近づくと、まるで自分の幸福な日々が終わってしまうような、非常な寂しさが胸に刺さった。
どの回が一番よかったかは、視聴者めいめい、あろうかと思う。
私が一番よかったと思ったのは、最終話だった。
最終話、「君に贈るもの」。
その後半、あおちゃんの元を去ることを告げた、バーゼラルドのセリフ。
「(自分にとって唯一無二の存在が)意外と、近くにいる気がするんだよね」
この一言で、全ての寂しさが消えた。
そうさ。自分には自分の、FAガールがいるじゃないか!
あおちゃんたちの、手の届かない、遠い夢の世界は終わるけれども、そばを見れば、世界にただ一つのFAガールは自分の手の中にいる。
そしてそれは、オープニングにも歌われていた。
「探すんじゃなくて、気づけばいいんだよ」
ガラケーのバッテリーが弱ったことでスマホに換えてから、2年半程度と思う。
当時も今も、街の中では、どこを向いてもスマホゲーに目を落とす人の姿があって、きっと暇つぶしに良いものだろうと憧れていた。
恥ずかしいことに、当時に爆発的に流行っていた「艦これ」はスマホゲーと思っていた。
だから、スマホ導入の前に「艦これ」を始めてみた…。
結果は説明不要である。
とはいえ、一度始めたものをすぐに止めてしまうわけにもいかず、何とか頑張ったが、そもそもPCに向かってゲームをする時間はなかったから、壁に当たったところで全く進まなくなってしまった。
そこで、こんどこそのスマホゲーである。
外国産で、艦これの模倣にも見えないこともないので、心中複雑なところもないわけではないが…。
洗ったパーツは、塗料を弾くことは一切、なかった。
「洗わなかった同じパーツ」との比較がないので、洗った効果なのかはわからない。
手間を度外視すれば、洗うことでのデメリットはなさそうだ。
中高時代はグループから疎外されることが多かった。それだけに、仲良しで集まる私的な宴会に誘ってもらえるのは嬉しい。もしかして財布目当てだったとしても。
趣味のこととか、一切、口には出さない(出せない)から、無口になりがちなのは仕方ない。
しっかり性癖を看破して、リアル巨乳さんで私をいじるのはやめてほしい。
趣味とリアルの間のラインは、絶対死守。
フルーレイ①~③視聴したが、この二人組 VS 轟雷&スティレットを超える活劇を、未だ見ない。
劇中、ビーストマスターソードはかなり遠くまで伸びる。その節の数は明らかにおかしいのだが、それをあえて再現してみた。
暇になったわけでもなく、次のハードルを目指して助走を始めている。
帰ったら寝るだけの日が増えてきた…。
テストは合格した。
メールボックスに合否通知と思しき封書が入っているのを見たとき、手足の裏にぶわっと発汗を感じた。
かつてない密度で勉強したし、これ以上ない準備で挑んだテストだった。それゆえ、もし不合格なら、来年の再受験にはどんな対策を立ててよいかさえ思い浮かばなかった。だから、なんとしても合格であってほしかった。テスト後は毎夜、受験や合否の夢に悩まされた。毎日、メールボックスを見るのが怖かった。
やっと、解放された。