ツクールMVはスマホ対応だ!
…というセールスにホイホイと乗っかったわけだが、この話が容易ではなかった。
ツクールは配信ファイルに必要な「材料」を作るのみで、実際は、必要なアプリケーションをいくつもDLし、それを使って自らファイルを生成する必要があったのだ。
マニュアルにはアプリケ-ションのDL元や使い方が丁寧に書かれているのだが、それでも最低限の知識は必要で、ツクール本体を使うのに比べれば数段上どころでない難度が待っていた。
マニュアル通りに進んだつもりでも結果は失敗を繰り返した。Webを調べあさり、表示された英文のエラーメッセージを読んで解釈し、遂に目途が立った。
ちなみに配信版はアンドロイド限定である。
iOSのものは自前のPCとしてマッキントッシュが必要なため、残念だが当面は見送る。
撮影環境を整えた部屋には、エアコンがない。
夏場は猛烈に室温が上がり、撮影のためのライトをつければ蒸し風呂と化し、数分といられなかった。
最近、ようやく涼しくなったので、また撮影ができるようになった。
予定の絵は最後1枚を残すのみとなった。もう2枚、追加の可能性はあるが、なくてもゲームは成り立つし問題ないので、時間と余力をみて決めたい。
素材絵も残り3枚、そのうち必須は1枚となった。年内配信は確実の状況となりつつある。
9月から11月にかけてFAの新作ラッシュだが、多分大丈夫。
パワードガーディアン、バゼちゃん、緑ごーらいちゃん、黒い迅雷ちゃん、10式ごーらいちゃん、じーだお、れーだお、ルフス。
…。
降ってわいた事務仕事に忙殺。
完全に私の管轄外の仕事だが、無駄にはならんと思い引き受けたのだが…。
ようやく一呼吸。
引き続き、音師様から新曲が届く。
こんな気違いじみた作品に、よく付き合って下さると感謝。一曲一曲に原稿用紙数枚分の感謝状をつけたいところだが、時間が足りないので限られた字数でのお礼にとどまるのが申し訳ない。
秋はリアルが忙しく自分の進捗は遅滞ぎみだが、これは予定のうち。
2004年6月、小説掲示板を開始。この時は感想を投稿するシステムがなく、別のBBSに「感想スレッド」を設けていた。また、もともと小説用のCGIではなかったので字数に制限があるなど機能に問題があったし、レンタル掲示板だったのでいつサービスが終了になるかもわからなかった。
2010年3月、これらの問題に対応するため、掲示板を変更し、現在のものになった。この際、前の掲示板の作品を引き継ぐことはどうしてもできず、6年間にわたる大量の作品を失うこととなった。工房運営史上、最大の失点であったことは否めない。が、どうしようもなかった。レンタル掲示板の衰退に伴う時代の流れだったと思う。その時には既に、個人サイトという存在そのものも時代遅れとなりつつあり、新規の作品は以前ほどの勢いはなかった。
現在の掲示板は、全データがこちらの手にあるため、BIGLOBEを運営するNECが倒れたり私の首がもげない限り、作品を失うことはない。感想投稿システムも優れたものだ。ただ、荒らしに弱かった。ブロックする機能がないので、荒らされ放題だ。しかも、荒らし投稿は一つずつ削除するしかなく、対応も容易でない。
そこへ先日、1日のうちに400を超える荒らし書き込みが投下された。一つずつ人為的に書き込むことは不可能な数で、どういうメカニズムかはわからない。それは私の心を折るには十分な威力だった。いっそそのままにしようかとも思ったが、ここに「古き良きもの」を保全する価値を思いなおし、どうにか復旧した。
同人が一段落したところで、11月の学会の準備を始める。学会の資料作りも、同人と同じくらい楽しい。得意技をある程度限られた層に向けて発表するという点で、両者は似ているのだ。
どちらも下手を打てば袋叩きに合う点でも同じ。で、どちらかというと、同人の方が容赦ない。。
まずは、物語の根幹をいじらなければならないほどの欠陥は見つからなかったようなので、安堵している。
テストプレイ用のVer.001が完成。
まだ絵の一部が下絵のままだったり、音が入っていなかったりする。
これをたたき台にして、これから練り上げていくことになる。
一応、全てのスクリプトを組み終えた。
全くミスがなければ、通しプレイ可能版が完成したということになるが、そんなことは絶対にありえない。
あと10日ほどの間、自分でのテストプレイを繰り返し、あからさまなミスやバグを潰す作業を続ける。
予定より1枚多く描きあがることができた。しかし、先刻に1枚予定が増えているので、進捗はプラマイ予定通りとなる。
少し離れて、違う視点からストーリー全体を眺めてみる。…全エンドを見終わったら、どうなる?
前作では、「結局どういう話だったのか」をショートストーリーにした。今作では?
色々考えた末、前作の「キサラギさん」同様に、最後用の絵が新たに必要ということに落ち着く。
キャストは霧岬摩耶を抜擢。
寸暇を何に使うべきか考える。製作中の絵を描くか、積んであるFA:Gを組むか、寝るか。
寝る方に心は傾くが、明らかに期限が決まっているのは絵だ。2時間の睡眠時間と引き換えに描くことにする。どうせ、寝る方を選んだって寝られる保証はどこにもないから。
ツイッターに流れてくるプロやセミプロの絵を見ると、自分の絵の価値に疑問を感じるのは毎度のことだが、自分の欲しい絵は自分しか描けないので、やはり描くしかないというところに落ち着く。
一枚絵、マイナー差分を含めて4枚が完成。残り9枚。
ペンタブを使う前は、ペンタブを買えばあんな素敵な絵が描けるんだと思っていた。でも、実際買って使ってみると、そんなことはなくて、結局自分の画力が全てと思い知らされた…。
これは、ペンタブを使った方の多くに共通する感想だろうと思う。
今回、プラモの撮影環境、つまり、背景の紙と照明器具を買った。ペンタブと同様、これも道具を買ったからと言って大きく変わるものではないだろうと思っていた。
だが、これは、変わった。
一発で最高の絵が撮れるので、撮影にかかる時間も大きく減った。
写真に関しては、道具が大きくものを言う。
進捗は全て予定通り。
しかし、不慮の事故や予期しないリアルのイベントで突然時間を失うなどの事態は、勘定に入っていない。
できれば予定以上に進めておきたいのだが、自分の力量は自分の知るところで、それはかなわなかった。
事故のないことを祈る。
「フレームアームズの世界」の続きにはアントが必要だったが、フレームアーキテクトは使い尽くしていて、さらにリニューアルバージョンの発売を控えていた。
…というわけで、満を持してアントを量産。撮影環境を整備することで、撮影の手間を大きく減らして、かつ見栄えアップ。
「パチ組みレビュー」では、別方向からの撮影画像をマウスオーバーで表示できるようにした。