シナリオとスクリプトにかかりきりになっていたから、イラストに1か月近いブランクが空いてしまった。ペン先の動きが悪い。どうしても歪んで見える。左右反転を繰り返し、果ては片目をつぶってペンタブをモニターに向かってかざしてから、苦笑。
こういう時は一気に書き上げようとせず、下書きで置いておき、後日にまた新しい目で描きはじめるに限る。
引き続き、プラモを塗ったりゲーム作ったりしている。
シナリオ修正後、全ての要素をフルコンプするテストプレイ。純プレイ時間だけで3時間14分。テキストは読み飛ばしているし攻略に迷うこともなくてその時間だから、初見の方には6時間ほど要求してしまうかもしれない。果たしてユーザーの方の貴重な時間をそんなに喰っていい作品なのか…。
とにかく今は、完成に向かって作り続けるしかない。
別に休日ではないけれど、平日に比べれば仕事の量が少ない。
作りかけのガンプラを塗ったりする。
<審査員のコメント>(ふりーむ!より転載)
イベント誘導が分かりやすいため、サクサクと物語を進められて良かった。登場人物達の設定も個性があり、物語と上手く組み合わさっていた。探索が必要最低限に絞られているため、エンディングまで1本道になりがちな点が気になるものの、ゲームオーバー後にすぐやり直せる点が○。物語やグラフィックに個性があり、今後の活動も楽しみになる作品。
「人形」、入賞はできなかったけれど、ちょっと前向きになれるお言葉がうれしい。
出突っ張りの人。
ペンタブのブランクが一か月以上あったので、手が動かない。
しかも、元絵のレイヤー保存をミスっていたので、むやみに手がかかった。
「阿弥陀病院」でぐぐると、最近は悪評に当たることがほとんどなくなった。
「人形が面白かったから、御机下のプレイ動画を見た。神ゲー」というコメントがあった。毎日おごりたいくらいうれしい。
これがあるから、忙しくても時に辛くても、筆を折らずに続けていられる。
ようやく1周、テストプレイと難度調整、ミスバグ修正を終えた。1周プレイに3日かかるとか、なんだかんだで過去最大ボリュームのシナリオだ。そして、いまだにゲームが止まるレベルのミスが残っていたことに戦慄する。
最低、あともう一周見ないと安心できない。
全ての戦闘イベントとオマケアイテムの実装を終えた。戦闘は初見殺しかもしれない。作っている人がフロム患者なので仕方がない。これで、絵と音以外の部分が、一通りできたことになる。あとはスタッフロール的なものくらいだが、それは最後で良い。
音師様にお渡しするまでに、バグチェックと戦闘の難度調整を進める。
最近、何をやっても楽しくなくて、創作意欲も減衰してくるし、塗りかけのプラモも手に取る気力がわかない。
そんな時、何の気まぐれか立ち寄った本屋で、出会った。
ツボに入る漫画というのは、何年ぶりだろうか?登場人物(?)はみんな化け物なのに、それに何の説明も無くて、「個性」で片づけられて、それになんだか納得してしまう。不思議な漫画だ…。
なんだか元気が出た。どうやら、自分の中の「創作的要素」を出してばかりで補充しなかったから、カスカスになっていたのだ。
成功の可能性は高くないが、今、自分がやらねば目の前の人が死んでしまう…。こんな修羅場に出くわすのは、何回目だっただろうか。その度に、何の力によるのか、突破してきた。そして今回も。その何か…。何だかわからないが、それに感謝する。
2度目の検証を終え、課題の確認ができた。多くの小変更、いくつかの中変更の後に、再度のテストと修正を重ねている。
問題は、最大の課題にまだ手をつけられていない点だ。最大の課題…、毎度のことなのだがストーリーの核心部分へプレイヤーの意識を引きずり込むための演出が、足りないこと。例えるなら、がーっと説明した後に、相手が理解して飲み込むまでの、わずかの沈黙。「間」。
時間はあるようなので、そろそろそこを練りこんでいく。
出張で東京。久々に秋葉原へ足を運んだ。時間もないので、カレーとヨドバシ秋葉のみ。あとは街の空気を吸う。ヨドバシ秋葉はプラモ売り場の配置が若干変わっていた。3年ほど前はたくさん並んでいたACVIがほとんどない。ライール、アグニ、ホワイトグリントが1つずつ、ヴェンジェンスとOWセットが2つずつ。2月に出たばかりのマギー機はというと、レジに近いところに3つほど積まれていたものの、他の商品の下敷きになっていた。3~LR系のものは1つもない。
fAの体験会で訪れたUDXビルを、感慨深く見上げた。あれは、もう7年も前のことだったか…。
あの日、あの瞬間。
強い揺れ、恐ろしいTV映像、そして私は帰宅難民になった。店頭から消えるパン、行列のガソリンスタンド、そして計画停電…。
4年。リアルの生活は長かった。あの時に目指していたことは概ね達成できているから、現状で良しとすべきだろう。同人の生活は、あっという間だった。こちらは道半ばで、これからどこへ行くのか…。
修正前と修正後。どこが変わったのか。わっかるっかなー、わっかんないだろうなー(松鶴家千とせ)。
1キャラに2つの立ち絵ポーズを作るのは、SH以来のことだ。
出来上がりに何か納得いかないのだが、左右反転しても逆さにしても時間をおいてみても、何がその原因なのかわからない。結局、そこが今の画力の限界なのだろうと理解する。
大改訂を終え、一旦、修正の手を休める。