部屋を片付けていると、PS2数台と、初期ロットのPS3が出てきた。
PS2は、かつて、対戦会のたびに持ち歩いた機体だ。初期ロットのPS3は20GBで、無線LAN機能もなく、今は新型にその仕事を明け渡している。
これらは、対戦に有線接続が必須だった時代のものだ。今は、無線LANのネット対戦の時代だ。きっと、再び使うことはないだろう。
ありがとう。さらば、戦友たちよ。
私はちょっとした天文ファンだ。
夜空を見上げれば、全天の星座はわかるし、自機に一等星の名前をつけるくらい、宇宙には憧れている。火星に進出したAC2の世界観にはワクワクしたものだ。
ところが、私にしてみれば突然に、スペースシャトルが終わってしまった。「最後の打ち上げ」というから、「流石アメリカ、後継機が完成したんですね!?」と喜んだら、そうではなかった。国際宇宙ステーションも2020年までという。
費用対効果が合わないためらしいが、夢のない世の中になってきた。
久しぶりの休日だが、家事etc.がたまっているので、全部遊ぶわけにも行かない。水場を清掃して、保存食を買い込んで、車を掃除して、ようやくCBT2日目となる。ようやく、操作のコツをつかめてきた。
CBT。
ARMORED CORE V CLOSED BETA TESTの略である。
ACVの先行体験版にして、発売前テスト。抽選で選ばれた、あるいは選ばれた人に認可された、合計2万人が挑む。
2万人って、多いようで少ない。見渡せば落選に涙する者ばかり。私も戒さんに拾っていただけなければ、指をくわえて見ているところだった。
今日、それのPS3版が、テスト開始となった。
昨日、なんだか、懐かしい人に合いそうな気がしていた。そういうのを、虫の知らせと言う。
PF大佐。
工房創世記に、間違いなく、工房を導いたと言える人物である。
工房の数あるコンテンツの中で、絵板、小説板、ナリ茶といった、サイトの基礎をなすコンテンツは、同氏のACサイト「MOME」に由来する。彼に会わなければ、私は絵を描かなかっただろうし、「コロンさん」も世に現れることはなかっただろう。
彼から昔もらった絵の一枚を、懐かしくて引っ張り出してみた。
連続勤務続きで、鏡を見ると、真っ黒なクマができている。脳みそはスポンジ状態で、煩雑なことが理解できないし、計算できない。口内炎は、いつの間にか治った。
初代からLRまでは、全ての「手」は同じデザインだった。しかし、AC4/fAは、メーカーごとにデザインを変えてきたので、「手」パーツの流用が難しくなった。
これはローゼンタール製の指だが、手甲を交換することでインテリオル製に見せている。
今日は、とても気になっていた人たちから連絡が入った。「おーい、俺は寂しいぞー!」と叫べばいいのに、それができずに、一人でクールに装っている自分が、ちょっと嫌いだったりして。連絡してくれてありがとう。…こ、これは、ひとりごとなんだからねッ!?
可変システムを排除した工作を続けている。
塗装すれば、どのみち、変形できなくなるからだ。
これが何のパーツで、どういじっているか、わかる人にしかわからない。
ゲーマーと呼ばれたのも既に昔。今は、電車の中のPSPが、一日で唯一のゲーム時間となりつつある。
最近のマイブーム、「コープスパーティー」。こういう、理不尽に怖い話は、結構好きだ。
出張先で、少し時間が空いたので、近くの海岸へ行った。
半径数キロ以内、自分以外、だれもいない海岸。
異世界へ迷い込んだような、不安定な気分になった。
いつか見た、悪い夢の中のよう。
国内に、こんな場所があったとは。