香良洲 航(Karasu Wataru)
男子高生。主人公。喧嘩は強いが、細かいことを考えるのが苦手。過去に暴力事件を起こしたが、時の生徒会長だった紬が生物科学部へ引き取ることで退学を免れた経緯がある。姓名を逆にすると「ワタルカラス」になることから、その英名「レイヴン」が紬につけられた彼のあだ名である。
瀬名 あやね(Sena Ayane)
とにかく可憐な、クラスのアイドル。モデルのような高身長で出るところも出ているとびきりの美人だが、それを鼻にかけることも嫌みもなく、誰にでも優しく、いつもふわふわ、ぼ〜っとしていて、その非の打ち所のなさと癒しキャラ故に、男子女子共に抜群の人気を誇る。特に美麗と仲が良い。
河口 美麗(Kawaguchi Mirei)
比較的おとなしい性格に綺麗な顔立ち、男子なら知らない者はいないという巨乳の持ち主だが、全く恋愛に興味がない様子で、浮いた話はない。また、帰宅部だが、その割に筋トレが趣味という変わり者で、巨乳の下の腹筋が板チョコのように割れていたという噂がある。時折、暗い表情を見せることがあるようだ。
有栖川 紬(Arisugawa Tumugi)
学業成績は常に学年トップの、生物科学部の部長。破天荒な性格だが、頭が良いうえに手先も器用で、卒後は医学部合格間違いなしだという。反面、身長は学年一のちびっこで、よく「天才小学生」とか「頭が首から下の栄養を食いつぶしてる」とか言われてからかわれるのだが、それを鼻で笑って返す芯の強さも持っている。
船田 紗耶香(Funada Sayaka)
主人公らが閉じ込められた館の女主人で、来人の姉。世界学会を震撼させるポテンシャルを持つ、天才生物科学者である。天真爛漫で全くと言ってよいほど悪意がないが、それ故につけ込まれやすく、自身も弟も、主人公らも巻き添えに、致命的で深刻なトラブルに巻き込まれてしまう。
船田 来人(Funada Raito)
主人公らのクラスメート。事件の一か月前から病欠している。
太郎(Tarou)
紗耶香に関わる、黒づくめの男。
サカイ (Sakai)
太郎の雇用主。