パチ組みレビュー

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フレームアーキテクト/アント
■フレームアーキテクト 初期生産型

時はクラウドセンチュリー。人類の生活圏を拡大するために開発された汎用重機が、この機体です。各パーツに独立してエンジン(UEシステム)を持っており、組み替え自由、例えば腕一本だけでも運用できたとされます(Fa, MSM2
キットは「フレームアーキテクトTYPE001 For Modelers Edition」です。当時、各FAキットに入っていたフレームアーキテクトは全てABS樹脂製で塗装には不向きでした。このキットはPS素材なので塗装する際には必須ともいえるアイテムでした。
2016年8月現在に流通している「リニューアルバージョン」と異なり、股関節はポリキャップで可動制限が大きく、上腕のパーツは左右に分割で外れやすいという難点がありました。細部の仕様もリニューアルバージョンと比べれば見劣りし、今はもう現役引退となるキットです。もし見つけたら、時代の記念におひとついかが?
■フレームアーキテクト 初期生産型 クリアVer.

2013年10月の「2013 第53回 全日本模型ホビーショー」壽屋ブースで販売されたという、クリアバージョンのキットです。その後、2014年3月にコトブキヤ各店から流通しました。光を当てると、とっても綺麗です。
■アント(人型)

人類は重機であるフレームアーキテクトを量産するのために、巨大プラントを建てました。その場所を動力源の「T結晶」を産出する月面に選びました。順調に行くかと思われましたが、突如、月面のプラントは地球からの通信を遮断、地上へ大量のフレームアーキテクトを送り込み、地球進攻を始めました。そのフレームアーキテクトは「アント」と呼ばれました。語源は「Architect Not Turn over(戻ってこないアーキテクト)」とする説や「Anti(敵)」とする説などがあるとか(PWE
キットは、フレームアーキテクトリニューアルVer.(ガンメタリック)で、M.S.G.の武器を持たせて「バーサスセット」のDVDに登場する3体のアントを再現しました。
■アント(猿型)

アントはアーキテクト本来の機能を生かし、人型以外の様々な形態で現れたといいます(MSM2。この形態は「モデリングサポートマニュアルVol.2」や「SA-16 スティレット 制空部隊仕様」のパッケージに登場したタイプです。頭と胴体が前後逆に、手足が逆になっています。
■アント(四脚型)

アントはアーキテクト本来の機能を生かし、人型以外の様々な形態で現れたといいます(MSM2。この形態は「モデリングサポートマニュアルVol.2」に登場したタイプです。首が背中につき、その後ろに砲塔がついています。砲塔は別のアーキテクトの胴体と肩を組み合わせたもので、砲身にはM.S.G.ガトリングガンのものを転用しています。
■フレームアーキテクト 後期改修型

来襲するアントの大群に既存の兵器では対抗できず、人類は手持ちのフレームアーキテクトに武装し、立ち向かいました。この後期改修型はアントと見た目の差別化を図ったものです。
しかし、生産拠点を敵に握られているので劣勢は挽回できず、フレームアーキテクトの兵器化、すなわちフレームアームズの開発が始まることになります(Fa, MSM2
このキットは、「モデリングサポートマニュアルVol.2」に登場した、バズーカで武装したフレームアーキテクトを再現してみました。
■フレームアーキテクト 後期改修型 ホワイトVer.

フレームアーキテクトリニューアルVer.(オフホワイト)で、「モデリングサポートマニュアルVol.2」に登場した、長刀で武装したフレームアーキテクトを再現してみました。本当によく動きます。
■ミニミニアーキテクトマン

「FAの伝道師」こと、アーキテクトマンのミニミニフィギュア(2cm程度)です。2016年12月17日と18日に開催された「コトブキヤフェス2016」で、FAまたはFA:Gを一定額購入の参加者に配布されました。
卓上射出成形機「EASY MOLD」を使い、スタッフが一つ一つ手作りしたという「手押し出力品」で、小さいながら大変な手間のかかった逸品です。

実物のアーキテクトマンは、やや大きめの成人男性大で、コトブキヤ主催のFA関連のイベントで登場します。高い位置から重低音でしゃべりますが、怖がらずに声をかけて、仲良くなっちゃいましょう。
■ミニミニアーキテクトマン ver.2

「FAの伝道師」こと、アーキテクトマンのミニミニフィギュア(2cm程度)です。2017年に開催された「コトブキヤフェス2017」で、12月16日、17日、23日、24日、立川本店で一定額購入の参加者に配布されました。

写真は、ランナーから切り離し、「メカサプライ10 ディテールカバーA」を台座として固定、「目」を部分塗装しています。他にも改造するなり、いろいろといじり甲斐がありそうです。