SL-8

〜対戦会(その1)〜
6月14日から15日にかけて、YYはちょ@世故ビッチさんのお宅へお邪魔し、ささやかな対戦会を開きました。ちょさんのお宅は福岡県の離島にあり、ほとんど観光気分の楽しいものとなりました。
レギュレーションはノーマル、武器破壊ありで、時間制限なし、OP-INTENSIFY以外なんでもありです。

クレイモア VS フォーマルハウト

ちょさんの四脚「クレイモア」(上)、YYの四脚「フォーマルハウト」(下)。いきなり四脚同士の激突となりました。「クレイモア」は重量四脚にグレネード、「フォーマルハウト」は軽量四脚にレーザーキャノンです。火力が勝つか、速さが勝つか、勝敗の行方は何処へ!?
戦場はビルが所狭しと並ぶ軍事訓練施設。射線が通らないため、まずは互いに様子見です。ビルに隠れながら移動し、互いの射程に入ったとたん、両者飛び出して激しい砲撃戦となりました。
「クレイモア」の装備するグレネードは威力が高いうえに命中力が良く、YYは不利と判断し、ライフルによる空中戦を挑みます。しかし、「クレイモア」の800マシが追い討ちをかけます。こちらは機動性抜群のWIZなのですが、それでも避けることは困難です。800マシで削られた上にグレの直撃をくらい、「フォーマルハウト」は無残に炎上しました。完敗です。
キャノンを使うならやはりグレネードに勝るものはないでしょう。
ワスプ VS キングフレンダー

「ワスプ」(上)はちょさんの中量機で、ライフルとトリプルミサイルで武装しています。対する「キングフレンダー」(下)はYYの重量機で、過去の対戦会でも幾度となくちょさんを苦しめた名機です。宿命ともいえる戦いの幕が切って落とされました。
戦場は砂漠。視界が極めて悪く、レーダー性能の良い「キングフレンダー」にやや有利です。
砂塵に紛れて「ワスプ」はミサイルの直撃を狙いますが、そんなことはお構いなく「キングフレンダー」は猪突猛進し、大バズと左グレを乱射します。両肩弾倉のおかげで、そう簡単には弾切れとはなりません。ライフルによる迎撃が来ますが、実弾防御係数20を誇る「キングフレンダー」にとっては蚊に刺されたも同然です。「ワスプ」が後退してもOBで張り付きます。怒涛の攻撃の前に「ワスプ」は遂に沈黙しました。
ちょさんの歯噛みの音が聞こえたようです。
キングフレンダー VS レイピア(改)

続いて「キングフレンダー」の相手となったのは、剣豪機「レイピア(改)」です。本来、ちょさんの「レイピア」の左手にはミサイルが搭載されていたのですが、月光に換装されています。「斬り捨ててやる〜!」という意思が強く伝わってきます。
戦場は地下開発施設。障害物が比較的多く、2層に分かれた戦術的にも面白いステージです。
高機動の「レイピア(改)」は「キングフレンダー」の後ろへ素早く回り込みます。
YY:「速い!通常の3倍か!?」
ちょ:「ふっふっふ。機体の性能差が戦力の差ではないことを教えてやる!」
レーザーライフルを数発受けますが、「キングフレンダー」はびくともしません。
YY:「ザクとは違うのだよ、ザクとは!」
ちょ:「”ズク”ですか?」
YY:「・・★」
「キングフレンダー」の足が止まります。
ちょ「氏ね!」
月光の多段ヒットを受け、「キングフレンダー」は爆発しました。油断大敵です。
ベテルギウス VS サビキィ

YYは尚も重量級を使います。両肩に大グレを積んだ突撃砲撃型タンク「ベテルギウス」(上)です。それを迎え撃つは、ちょさんの重装型中量二脚「サビキィ」です。(下)牽制・攻撃両面に使える小型ミサイルを両肩に装備しています。
戦場はアリーナ、隠れるところはありません。正面切っての砲撃戦が始まりました。
「サビキィ」に向かって「ベテルギウス」はOBで突撃します。「サビキィ」はバズと投擲で迎撃しますが、「ベテルギウス」はまったく避けようという気はありません。距離が詰まった瞬間、グレをぶっ放しますが、単純な戦術のため、避けるのは簡単です。「サビキィ」は軽々と上空へ逃れていきます。
しかし、弾数が豊富な「ベテルギウス」は無駄弾を気にしません。ターンブースターで振り返るや、すかさず砲撃、直後にOBをふかし、再び突撃をかけます。絶え間ないグレの嵐に「サビキィ」は一発、二発と直撃を受け、「ベテルギウス」がグレ30発を撃ち終わる頃には機体から煙が上がり始めました。ライフルに削られ、「サビキィ」は遂に炎上しました。
百鬼丸 VS ホーネット(改)

YYは剣豪機を使います。月光の使用にとことんこだわった「百鬼丸」(左上)です。対するは命中力の高い武器を両手に装備した、ちょさんの「ホーネット(改)」です。「ホーネット」の右手には本来白レーザーライフルが装備されていましたが、今回はデュアルレーザーライフルに換装されています。ブレードVSダブルトリガー、SL因縁の戦いが始まりました。
「ホーネット(改)」の両手の銃の命中力はきわめて高く、「百鬼丸」の俊足をもってしても回避はままなりません。それでも果敢に接近戦を仕掛けますが、そう簡単に近寄らせてくれません。「百鬼丸」は次第にAPを削られていきます。
ブレードだけでは太刀打ちできないと知ったYYは、ライフルによる銃撃戦を始めます。武器破壊力の高いRF-150です。瞬く間に「ホーネット(改)」の左スナイパーライフルを破壊しました。ここぞと「百鬼丸」は斬りかかります。一振り、二振り、・・当たりません。結局、一撃も斬撃を与えられないまま、「百鬼丸」は炎上しました。
アルファード VS サビキィ

遂に出ました、YYの武器腕逆関節、「アルファード」(左下)です。SLで冷遇された武器腕を何とか使ってやろうと、YYがひねり出した傑作です。対するは、ちょさんの重装型中量二脚「サビキィ」(右上)です。武器腕対ダブルトリガー、またもSL因縁の戦いが始まりました。
戦場はまたもアリーナ、逃げ隠れすることはできません。純粋にサイティングと回避の勝負です。
軽量逆関節の「アルファード」は「サビキィ」の銃撃を上下にかわしつつ、弾速重視モードで狙撃をかけます。武器腕のPOWERは近距離で避けられるものでは無いので、「サビキィ」は後退し、バズと投擲で弾幕を張ります。逃がしては勝機が無いので、「アルファード」はOBで距離を詰め、EXの電池でエネルギーをチャージし、再び狙撃をかけます。
しばらく鬼ごっこを続けるうちに、「サビキィ」のAPはかなり残り少なくなりましたが、「アルファード」の残弾もわずかとなりました。このままでは弾切れで「アルファード」の敗北となってしまいます。そこで「アルファード」はPOWERを威力重視モードへ切り替えました。威力が倍加する代わりに命中率が下がりますが、相手を破壊するにはこれしかありません。ある意味博打です。狙い済ました一撃は「サビキィ」を直撃、「サビキィ」は紅蓮の炎に包まれました。
サムライ VS サムライ

互いのネタが煮詰まったころ、新たなレギュレーションを設定しました。「サムライ以外での攻撃の禁止」です。それぞれSAMURAI2を装備した機体を新たにアセンブルし、戦場へ向かいました。
ちょさんはHUESOにサムライのみ(下)、YYはSECTORにサムライとターンブースターを装備しました。(上)戦場はダム、狭い、隠れるところの無いステージです。壮絶な斬りあいが始まりました。
YY「ウラァ!!!ヽ(`Д´)ノ」

ちょ「ゴルァ!!!(°Д°#)」
激しく切り結ぶ2機、その最後、上空で4本の刃が交錯しました。
互いの切っ先がそれぞれを切り裂き、2機は破片を散らしながら墜落しました。
判定はちょさんの勝利、一瞬斬るのが早かったようです。

ちょ@世故ビッチさん、食事と布団と時間をありがとうございました。離島での勤務、頑張ってください。YYも頑張ります。