NX-7

〜エネルギーの余剰と回復速度の関係〜
余剰エネルギーが多ければ多いほど、エネルギーゲージの戻りが速いのは常識です。 では、具体的に、どの程度の相関があるのでしょうか。

◎実験 :余剰エネルギーの違う機体間で、エネルギー回復速度を比較します

1)実験機:約500刻みで余剰エネルギーの違う機体群
 AC群のアセンは右手武器:WR24L-SHADE2を装備し、それ以外の武装はなし、
 その他は初期機体の頭・コア・腕・脚・ジェネレータを交換したもので統一。
 再現性簡便化のため、チューニングは行わない。
 実験場所:ACテスト
2)静止状態でWR24L-SHADE2を1発発射し、エネルギーゲージが完全に回復するまでの時間を測定する。単位にはフレームを用いる。
 静止状態であるため、実験機の余剰エネルギーの算出には脚部の待機時消費エネルギーを採用する。
 
結果
実験機アセン(頭・コア・腕・脚・ジェネレータ) 余剰エネルギー 回復時間(Fr)
CR-H95EE・C03-HELIOS・A08-DRILL2・CR-LF88A・CR-G69
H03-BEETLE・C03-HELIOS・A08-DRILL2・CR-LF88A・CR-G69
CR-H95EE・C03-HELIOS・A08-DRILL2・LH01-LYNX・CR-G69
H03-BEETLE・C03-HELIOS・CR-A72F・CR-LF88A・CR-G69
H03-BEETLE・CR-C83UA・CR-A72F・CR-LF88A・CR-G69
H03-BEETLE・C03-HELIOS・CR-A72F・LH01-LYNX・CR-G69
H03-BEETLE・CR-C83UA・CR-A72F・LH01-LYNX・CR-G69
H03-BEETLE・CR-C83UA・CR-A72F・LR01-GOAT・CR-G69
CR-H95EE・C03-HELIOS・A08-DRILL2・CR-LF88A・KONGOH
H03-BEETLE・C03-HELIOS・A08-DRILL2・CR-LF88A・KONGOH
CR-H95EE・C03-HELIOS・A08-DRILL2・LH01-LYNX・KONGOH
H03-BEETLE・C03-HELIOS・CR-A72F・CR-LF88A・KONGOH
H03-BEETLE・CR-C83UA・CR-A72F・CR-LF88A・KONGOH
H03-BEETLE・C03-HELIOS・CR-A72F・LH01-LYNX・KONGOH
H03-BEETLE・CR-C83UA・CR-A72F・LH01-LYNX・KONGOH
H03-BEETLE・CR-C83UA・CR-A72F・LR01-GOAT・KONGOH
450
977
1424
1884
2513
2858
3487
4014
4388
4915
5362
5822
6451
6796
7425
7952
64
64
63
60
47
41
33
29
26
24
22
21
18
17
16
15



考察
表とグラフからわかるように、余剰エネルギーとエネルギー回復速度の関係は一次関数ではありません。
余剰エネルギー2000と4000は大きな違いとなって表れますが、6000と8000ではそう大きくは変わりません。
余剰エネルギーをある程度確保した機体は、ほどほどのところで他の機能に気を回したほうがよいと言えるでしょう。

余剰6000以上はあまり意味がありません。
余剰5000はエネルギー兵器を使う時や高機動ACに欲しいところです。
余剰3000のACは万難を排してせめて4000まで上げましょう。かなり変わります。

2000を切るあたりからは、エネルギー回復はそれ以上遅くはならず一定となります。
今回書きませんでしたが、余剰エネルギーが負の値となっても、その一定の速度のまま回復します。
ただし、ACを歩行させたとたん、エネルギーは回復しなくなり、逆に減少していきます。
稼動時と待機時では計算式そのものが違うのかもしれません。