NX-3

〜脚部の消費エネルギー〜
SLでは、脚部のパラメータである「消費エネルギー」は、歩行時にか適用されない、意義の薄いパラメータでした。
NXでは、「稼動時消費エネルギー」というパラメータで登場しています。NXではどうなのでしょうか。
いきなり結論ですが、
●「稼動時消費エネルギー」・・・地上を歩行中に適用される。
●「待機時消費エネルギー」・・・上記以外の全ての行動時に適用される。
以下、根拠となる実験と考察です。

◎実験1 :エネルギーライフルの発射に消費したエネルギーの回復速度を、ACの状態別に調べます。

実験機・・・初期機体を実験用に改造したもの

脚部:CR-LRJ76
ブースター:B01-BIRDIE
ジェネレータ:KONGOH
右手武器:WR24L-SHADE2
エネルギーライフルを発射後、エネルギー回復までに要した時間をフレームで計ります。
以下の状態についてそれぞれ計測します。
1)地上にて静止時
2)地上にて歩行時
3)空中にて自由落下時
4)空中にて移動時(ブーストなし)

結果
1)地上にて静止時・・・16フレーム
2)地上にて歩行時・・・19フレーム
3)空中にて自由落下時・・・16フレーム
4)空中にて移動時(ブーストなし)・・・16フレーム

◎実験2 :地上ブースト可能時間と空中ブースト可能時間を比較します。ブースト可能時間とは、熱暴走に至る直前までとします。

実験機・・・実験1と同様の機体

結果
地上ブースト可能時間・・・71フレーム
空中ブースト可能時間・・・71フレーム

◎考察
(実験1について)
読んで字の通り、「待機時消費エネルギー」が静止時に適用されるパラメータであるとすれば、 エネルギー回復力が静止時と同じであった”空中にいるとき”では、「待機時消費エネルギー」が適用されていると考えられます。
(実験2について)
ブースト時のエネルギー回復力は地上と空中で変化はありませんでした。
実験1の結果より、空中ブースト時にも「待機時消費エネルギー」が適用されていると仮定すれば、地上ブースト時も「待機時消費エネルギー」が適用されていると考えられます。
(まとめ)
NXにおける脚部のエネルギー消費に関するパラメータの扱いは、SLと同様と考えられます。
従って、引き続き、脚部のエネルギー消費に関するパラメータで重要なのは「待機時消費エネルギー」ということになります。
ただし、
『●「待機時消費エネルギー」・・・上記以外の全ての行動時に適用される。』
この”全て”という記載はかなり大雑把なものであり、例えば特定の武器を使用したときや、特別なアセンのとき、OB展開時などで変化する可能性は全否定できません。