ACV-E2

〜ACV事前体験会〜
2011年12月23日に開催された、「アーマード・コア V」事前体験イベントのレポートです。
 YYの割り当ては4thセッション。受付開始は16:35だが、その30分前に笹塚駅に到着。時間つぶしに、駅近くのロッテリアでハンバーガーとコーヒーを注文する。カウンターのお姉さんが綺麗で、来てよかったと意味不明に納得。
 会場前廊下。自動ドアから入ると、既に並んでいた4thセッションの方々が会釈。この礼儀正しさが、レイヴンですよね〜。アクアビットマンの中の人(笑)が、にこやかにお出迎え。先頭に並んでいた方が、「自作のコントローラーを使っていいですか?」とアクアビットマンに質問。見れば、一抱えほどもある黒い箱が1対。何かと問えば、組み立て前のジョイスティックである。一部が木造だったりと、確かに自作に違いない。「こちらの作品(ACV)よりも注目されそう」とアクアビットマン。廊下で組み立て開始するも、4thセッション開始に間に合わず。お先に失礼w

@16:45〜16:50 ごあいさつ
 おなじみ、こーほーやないさんのご挨拶。「CBTやったひと〜?」ほぼ全員挙手。「細かい説明はしなくていいですね★」いや、忘れてるって!ww「オペレーターやった人〜?」YYと右隣の人の2人だけ。体験会中に、2回、誰かがオペレーターをやななきゃいけないので、この2人で決定。開始。

A16:50〜17:00 アセンブル
 スケジュールがきつきつなので、やないさんの司会どおりに進行、まるでツアーの如し。まずショップへGO。武器の中でも、まずカテゴリーを選んで、さらにその中を選ぶ仕組み、わかりやすい。「ライフル」を選ぶと、ずらりとライフルが並ぶ。その中の一つを適当に選ぶと、「威力特化型」とか「命中型」、「速射型」とか、選択画面が現れる。これは、これまでのシリーズにはなかった選択肢だ。これらは、その武器を使い込んだ場合の「伸びしろ」のことのようだ。武器を使い込むと、この「伸びしろ」の分、武器が強くなっていくらしい。伸びしろは威力、命中力などの戦闘パラメータがレーダーチャートのように表示されており、「命中型」などのカテゴリで、レーダーチャートの大まかな形が決まる。「大まかな」というところがミソで、カテゴリを選んだ後も、レーダーチャートは周期的に変化しながら、ボタンを押されるのを待っている。ボタンを押したところでレーダーチャートの動きが止まり、最終決定となる。故に、ショップで武器を手にした時点で、それはひょっとすると、世界で唯一つしかないパーツとなるのだ。
 この伸びしろについて堪能した後は、やないさんによってショップへの立ち入りは禁止となり、ガレージへ。パーツは既にガレージに用意されているものからしか選べなかった。注目すべきは「ジャンクパーツ」で、これはCBTでお目にかかった「第一世代」に相対するカテゴリーとして存在する。グラフィックは「第一世代」とほぼ同じだが、それがさび付いたように見える。低価格だが、あからさまに低性能。資金不足のとき以外ではお世話になることはないだろう。過去作の「初期パーツ」に相当するといえるが、過去作では初期パーツは低性能ゆえにゲームが進むと使われないというもったいなさがあった。「ジャンク」はパーツデザインを無駄にすることなく、それを見事解決したといえる。喝采。おなじみのトリコロールカラーで中二脚を作り、待機。

B17:00〜17:10 ストーリーミッション チャプター0
 ストーリーミッション。まず、動かし方を忘れている。L1ボタンを射撃ボタンと間違えてブーストストップすることしばしば。内容は、一般兵器を倒しながら、途中に登場するACを撃退して進むという、お馴染みのパターン。残念ながら大して進めずに時間切れとなった。両隣の方は、見事ステージクリアしていた。ムービーで「主任」と見られるACが、何か意味深なことを語っていた。本編プレイ時にゆっくり見たい。

C17:10〜17:20 決戦ミッション(侵攻ミッション・対NPC戦)
 CBTをやった方なら想像できるであろう、決戦ミッション。CBTでは対人でなければ侵攻領地にAC はいなかったが、今回はCPU操るACが防衛部隊として存在する。右隣の方のオペレーティングで、見事クリア。万歳。

D17:20〜17:30 領地カスタマイズ
 手に入れた領地に砲台を設置する。砲台を一覧から選択し、設置可能な場所に砲台の向きを調整して設置していく。設置が終わるとセーブ画面となる。設置が終われば、それがすぐにオンラインで機能するわけではない。各人、自分の手元で領地のカスタマイズ…つまり、砲台の位置を記した地図を書いて保管し、それをアップロードすることで、初めてオンラインで機能するのだ。自分の手が空いたときに地図を書き、それについてチーム内で話し合って、承認の上でアップロードするのが一般的となるだろう。話し合わずに、それぞれが勝手にアップロードしたら、自分たちの領地がどういう守りになっているのか、誰もわからないという悲惨な状況になるだろう。チーム内に「こいつに地図を書かせれば、侵攻不能な要塞ができる」という、「築城名人」が現れるかもしれない。
 操作にちょっと癖があり、地図を作るには慣れが要りそうだ。地図書きだけで1日つぶせるのは間違いない。

E17:30〜17:40 模擬戦 第1回戦
 向かい合った5人同士が戦う、CBTでもお馴染みの対戦だ。オペレーターはYYで、守備側。一塊で侵攻してきた敵側の4人と乱戦になり、砲台の機能を生かせないまま、チームは全滅した。オペレーターは、砲台の射程内で戦うように誘導すべきだった。残念!

F17:40〜17:50 エクストラミッション戦
 チーム内の3人で、エクストラミッションに挑む。マップ内にそれを示すアイコンが出ているので、それを選択するとブリーフィングの後にミッション開始となる。敵は巨大兵器「LLL」。ファミ通No.1202、P80参照だ。この大きさが異常だった。アームズフォートSoMに匹敵するサイズなのだが、こっちはネクストと違って飛べないACなものだから、そのデカさは脅威以外の何者でもない。砲撃の雨をどうにかかいくぐって接近するも、攻撃が通らない。それもそのはず、その巨大な6本足の外側の装甲が展開したところにしか、当たり判定がないのだ。YYが真っ先に死亡。右のお2人が健闘するも、あえなく撃沈。現時点では、勝てる気がまったくしない。


 アセンブル画面で、ARM UNITなどのカテゴリに並んで、OVERD WEAPON(以下OW)があったので、セッション終了後にスタッフ様に質問。試遊時にはガレージにパーツがなかったので、調べられなかったものだ。OWは、他のパーツと同様に、ショップで買って、ガレージで組んで出撃するとのこと。イレギュラーなパーツと考えていたので、その仕様は意外だった。なんでも、通常のACパーツは「過去の遺産」だが、OWは「今」の技術で過去の技術を真似て作られたものだという。なるほど、「過去の遺産」たるACに「今」のパーツをつければ、「規格外パーツ」(ファミ通No.1202、P82参照)と認識されるわけだ。大きなリスク(ファミ通No.1202、P82参照)を背負って、大きな攻撃力を手に入れるというその性質は、「ACVの武器腕」と考えても差し支えないだろう。
 最後に、今回チームとして戦ってくださった方々に、ご挨拶して終了。これは、本編が楽しみで仕方ないですね!