工房祭
〜同人サークルMasterArmsの記録〜

2007年6月某日、チャット。
(58) YY > 「工房」は、またみんな集まれるような、標識(墓標って言うな)になれればな…と
(44) A > な〜る。早い話が同窓会の会場みたいなもんですかね(は
(58) YY > そうですねw
(58) YY > ←MOMEの廃墟を一人散策していた、今日の夜。
(44) A > 黄金時代が物陰もないっすよねぇ;
(58) YY > そうですよね〜;
(58) YY > みんなで寄ってたかって何かを作ろうとしていた時が輝いてましたw
(44) A > んだんだ
(58) YY > 何か作ります?(唐突
(44) A > 唐突やねwwwww
ノベルゲームを作ってみよう!
絵描きも小説書きもいますし、みんなで力を合わせれば、きっと凄いものができる。
とはいえ、スタッフをいきなり公募しても、意見をまとめるのは難しいと考え、適当な数人をチャットで捕獲しました。
小説家として鉄線寺風伯さん。彼に原文を書いて頂き、それをノベルゲームに仕立てる作戦で開始。
ある程度形ができてから、スタッフを公募する予定でしたが、10人に満たない人数でもまとまりは難しく、結局公募は見送ることにしました。
また、最初は完成品を工房にDL形式で掲示する予定でしたが、ボリュームが増大し、CD-ROMで配布することとしました。配布場所は、同人即売会です。
苦難の連続。
理想を追求したが故の、オーバーボリューム。
製作期間の長期化故の、モチベーション低下。
実際に顔を合わせないスタッフ間の意思疎通は、困難を極めました。
必ず完成し、世に送り出す」というのが、YYからスタッフへの約束でした。完成しないかもしれない作品では、気力も失せるでしょう。
それが自縄自縛。いつの間にか、楽しいはずの製作活動が、自身もスタッフも縛る拘束具に。迫る締め切り、苛立ち、脱落、喧嘩…
製作期間中に発売されたARMORED CORE for Answer、これの特集を組む時間もなく、ACファンサイトたる「工房」の根幹すら揺らぐ始末。
2008年8月24日発表。
同人即売会COMITIA85で発表となりました。
その後、多人数での企画はなくなりましたが活動は続き、現在の同人ゲーム制作活動へつながりました。


↑完成版をダウンロードします。

動作環境:
CPU:Pentium以降
OS:Windows 98/98SE/ME または Windows 2000/XP/Vista VIDEO:65536色以上
※Windows 11での正常動作を確認済みです。
使用する機器によっては付加的なコンポーネントが必要になる場合もあります。

使用方法:
「Seventh Heaven.eXe」を開き、「ゲーム開始」を選択してください。
※初期設定の音量は最大となっています。メニューバーの[音量]で調節してください。
※複数のマウスを使用していると動作異常を起こす場合があります。使用しないマウスは外して下さい。

作中に登場しない色々のものなど
←トーリス・ガリさんが大量のキャラデザインをこなして下さいました。これでも一部です。
作中に四季があるため、服装も四季にわたりました。実際のキャラ絵も殺人的な枚数に。
←YYも若干のデザインを手がけています。
まきりんのメイド服のあだ名は、「ハンマハンマ」。
←幻に終わった、樹さんによるめーりん。どう考えてもYYより上手いのですが。
連絡の不備で、せっかく作って頂いたのに、作中に登場しない素材も少なくありません。
●製作に関わった方々へ
この作品が消えていくのは残念に思い、DL版として公開させて頂きました。 私の無謀な計画と我儘につきあってくださり、本当にありがとうございました。