更新:2014年6月13日
ご指摘と確認された不具合 
※現ver.2.20(2014年6月13日版)では下記を修正済みです。ご不便かけ申し訳ありませんでした。
Ver.1.00
 ・5階、屋上、テラスでShiftダッシュできる
 ・2周目移行の中盤で、「望」のコスチュームが【グラビアポスターB】に連動している
 ・【踏み台】の後で【更衣室の鍵】を使うと”チビありす”の服装が戻る
Ver.1.00〜1.02
 ・不要な素材のためにファイルサイズが肥大している
 ・カルテ室の鍵を探す「望」のセリフに誤りがある
 ・「弓」の「青木」に対するセリフに問題がある可能性がある
 ・「絵美」を探して「城宮」に話しかけるとドアが増える
Ver.1.00〜1.10
 ・移動が遅い
 ・なんと読むのか分からない漢字がある
Ver.1.00〜2.12
 ・序盤に誤字がある
Ver.1.00〜2.13
 ・発言者名が表示された状態でメニューからタイトルに戻り、セーブデータを呼び出すと、先の発言者名が残ったままになる
Q  質問はどこですればよいですか?
A  フリームのダウンロードサイトにあります「感想レビュー掲示板」でお待ちしています。
Q  医療関係者です。こんな病院はあり得ないと思うのですが?
A  ゲームとしての都合で、あえて非現実的な場面や設定を入れています。ご理解をお願いします。
Q  You tubeで実況したいのですが?
A  興味をもっていただけて嬉しく思います。実況頂いて構いません。
Q  ニコニコ動画で生放送ゲーム実況したいのですか?
A  もちろん実況頂いて構いません。特に制限事項などもありません。
Q  自国語に翻訳、配布したいのですが。 I'd like to translate and distribute.
A  構いません。 No problem.
Q  「メモ」が34/34になりません。
A  難しいものがありますし、全て集めても特典などの用意はありませんから、気にしなくて良いでしょう。 ヒントは下のようになります。
 ・2周目以降で【グラビアポスター】A〜E、5つを全て発動させる
 ・【更衣室の鍵】を使った後に「青木」に接触する
 ・【更衣室の鍵】を使った後に特定の場所で「青木」に接触する
 ・2周目以降で「おばあさん」に【写真】を渡す
Q  上記の「特定の場所」がわかりません。
A  ネタの要素が強いので、あえてわかり易くはしてません。どうしても気になる方は下の場所で試してください。
Q  タクシー内での質問が難しいのですが。
A  4階の「院長室」で「手帳」を持ち去っていると、質問によっては「手帳を見る」を選択できます。 答えは「手帳」の中にあるでしょう。わかりにくくてすいません…。
Q  「霊安室」には入れないのですか?
A  申し訳ありませんが入れません。企画段階では中があったのですが、今となってはご想像にお任せする他ありません。
Q  エンディングはどれだけあるのでしょうか?
A  細かいものまで入れると、以下のようになります。
*END
 ・2度目のICUに入る
 ・【写真】を使用した後、306号室に入る
 ・【写真】を使用した後、306号室に入らない
*GAME OVER
 ・【針金】を取得後、【更衣室の鍵】を使用していない状態で「青木」に接触する
 ・【針金】を取得後、【更衣室の鍵】を使用していない状態で2階エレベーターを使う
 ・【針金】を取得後、【踏み台】を絶妙なタイミングで使用する
 ・【針金】を取得後、【更衣室の鍵】を使用した状態で、特定の場所で「青木」に接触する
 ・「望」に2度目の【退院証明書】を渡す
 ・「屋上」で、不適切なフェンス穴から飛び降りる
 ・「屋上」に長時間滞在する
 ・タクシー内で不適切な選択肢を選ぶ
Q  裏設定を教えてください。
A  本作は夢の中の世界ということもあり、不明瞭のままにしてあるところが多くあります。色々想像できる余地を残してあるので、作中に表れない設定などは、プレイヤーの皆様で考えてみてください。考えて頂いた設定で創作や配布も結構ですし、それは大歓迎です。 下には、製作側としての裏事情を記しておきます。やや専門的ですが…。

・紹介状「担当医先生御机下」
「担当医先生御侍史」とも書き、業界独特の宛名書きです。「担当医」は受け取り手を明確にしない書き方で、紹介先の病院にどんな医者がいるのかわからないときに使います。かかりつけの医者は城宮医師の存在を知っているのに、あえて「担当医」としています。なのでこれは、少し変な紹介状なんです。

・時間外受付
望さんは、時間外に来たありすに困惑します。しかし、これは通常、すぐに時間外担当医に連絡するところです。ゲーム演出上の都合ですが、何か事情があるとも想像できます。

・病院の構造
通常あるべき「採血室」や「売店」、「放射線室」などがありません。製作中はあったのですが、出入りすることのないドアがあるとプレイヤーの混乱を招くので完成直前に全てドアを無くしました。実際はあるものとご想像ください。

・病理室と剖検室
病理室は本来、検査などで切除した人体の一部などを検査する部屋で、多くの病院にあります。この検査を「病理検査」といいます。剖検室は遺体を解剖して死因などを調べる部屋で、大病院の一部にあります。作中のように、解剖した遺体をそのまま保存することは通常ありませんが、大学病院の資料室などにある場合があります。

・ホルマリン
強烈な臭気を持つ化学薬品で、人体組織を半永久的に固定します。蒸気は目に沁み、涙が止まらなくなるほどで、これに浸かるなんて想像を絶します。確かに可燃性ですが、喫煙程度で引火して火事になるかはわかりません。

・病室
絵美とありすは2人部屋ですが、最近は2人部屋を見ることはほとんどなく、通常は4〜6人部屋です。これはゲーム作成上の都合で、実際は4人部屋に2人がいて、他の2ベッドは空いていると想像されます。

・306号室
ナースコールが壊れているという理由で物置になっていますが、病院経営上は好ましくなく、実際にこれだけの理由で閉鎖することはないでしょう。病院収益に悪影響を出してでも、閉鎖する別の理由があるのかもしれません。

・絵美の病気
城宮医師の発言や傷の様子から、病気は血液疾患で、想定病名は「悪性リンパ腫」です。若年にも発症する癌で、治療は抗がん剤です。霧岬医師は手術でお腹の中の癌腫を摘出したと見られますが、あくまで検査目的で、この手術が絵美の生死を左右するとは考えられません。霧岬医師が執刀しなかったENDで絵美が生きるのは、霧岬医師以外の因子が絡んでいる可能性があります。

・君枝の病気
想定病名はありません。霧岬医師が手をつけられないほどの状態で、大学病院の応援で治った経緯からは、かなり特殊な疾患と考えられます。

・シャワー
色々な御意見を頂いている、問題シーンです。会ったばかりの2人が仲良くなるには、いっしょに風呂を浴びるのが最短と思うのは私だけでしょうか。エロを出そうと思ったわけではないんです。本当です。実際には、2人でシャワールームに入るなんて、看護師さんが許してはくれませんが…。

・更衣室の鍵
どうしても青木から逃げられないプレイヤーのために作った救済措置で、かつクリア特典でもあります。青木に捕まっても死にませんが、一箇所だけ例外を作りました。地下回廊「右」に限っては、青木の行動パターンを廊下の通りに進むように固定しているので、ここで捕まって生き残ると不具合が起こるのです。捕まった後については、死なないという設定を踏襲しつつ、別の恐怖で終劇としています。

・屋上の落雷
本作で唯一の、事件に関係ない死です。理不尽な死は、予期しないところから突然やってきます。救急外来で心臓マッサージを受けているのは、もしかすると明日のあなたかもしれません。自分の死を想像したことがありますか?そして、後悔のない一日を過ごしていますか?

・病理技師の青木
病理技師とは、先の「病理検査」をサポートする技師です。通常、病理検査は病理医が行いますが、その診断を助けるために標本を整理したり管理したりします。熟練した技師の能力は、しばし医師のそれを上回ります。君枝の検査結果の異常に気がついたのは、青木の能力がそれだけ高かったと想像されます。熱傷を負った青木は、人格が豹変し凶暴化します。これは低酸素脳症に伴う人格変容で、通常は業務の継続は難しいでしょう。仕事を続けていられるのは、城宮医師の力が加わっていると想像されます。

・石谷
ありすと共に、本作最大の謎です。「不思議の国のアリス」の「白兎」の役に相当し、最初は「ウサギタクシー」でしたが、露骨なのでやめました。

・城宮
赤いハイヒールの女医なんて、見たことありませんか?…いるんです、私の後輩に!…ちょっとずれてますが、紛れもない熱血女医です。情熱が空回りして、何を言ってるんだかわからない…、現場にありがちなそんな様子を、デフォルメして表現しました。医者は、亡くなった患者のことは生涯忘れられないものです。仮に誰にも助けれない病気としても、それでも何かできなかったものかと考え続けます。永久に忘れられない様を「死んだ患者をホルマリンに漬ける」ことで視覚化しました。もちろん、本人や家族の同意なく遺体をホルマリン標本にすれば、刑事責任を免れないでしょう。

・梅田
お腹の手術を手がける点で、消化器外科医と産婦人科医は仲良しのことが多いです。しかし、この豪快で陽気なキャラクターは、むしろ産婦人科医というより消化器外科医かも。普段はふざけていますが、キメるべきところはバシッとキメます。

・弓
本作で最もリアルなキャラです。患者さんには、横暴な方もいれば介護に力のいる方もいるし様々です。それらの患者さんに対応するには気力と腕力、それにもちろん温かいハートが必要です。笑顔を振りまきながら、今日も彼女らは医療の現場を支えています。ちなみに、2000年台に入った頃から「看護婦」から「看護師」に呼び名が変わりましたが、それ以前に医師免許を取った医師らは、いまだに「看護婦さん!」と呼ぶことがあります。

・霧岬
「医局」に呪縛された外科医です。多くの場合、医者は教授を頂点とする「医局」と呼ばれる組織に組み込まれています。教授は人事権を持ち、各病院に医師を派遣します。霧岬は阿弥陀病院に派遣された医師で、その上司は城宮より教授です。霧岬は、高い業績を上げることで教授に認められて昇進し、最終的には自らが教授となることを目指しています。その業績を上げるための行動が、目の前の患者を救うことより優先され、事件の元凶になりました。医師は、自らの業績のためではなく、目の前の患者を救うことこそが本来の使命である事を、改めて確認するべきです。

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