パチ組みレビュー

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RF-9
■RF-9 レヴァナント アイ

強襲・強行偵察用のFAです。「轟雷系」、「スティレット系」に属さない、第3の系列となります。戦闘支援の特殊部隊「SCARU」に配備され、窮地に陥った地球防衛機構の軍勢を助けました(006。また、対月側FAの戦闘部隊「フォーメーション・ガンプ」の構成機としても活躍しました(012,015。別の側面として、「SCARU」は秘匿事項の処理に暗躍したり(013、”何かと黒い噂が絶えず”、「髑髏(ドクロ)部隊」とも呼ばれたようです(025。地球防衛機構が一枚岩ではないことを感じさせるエピソードです。

キットは顔や胸の構造が、最初から綺麗に塗装済みです。組み立ては、両足の8つの車輪が面倒な以外は簡単で、その気になれば量産もできます。手持ちのライフルは選択式で形を変え、このキット単品でも高い自由度を持っています。

■RF-9 レヴァナント アイ ロート・ドーム・ヘッド

レヴァナント アイに、敵無人FAに対する電子戦闘力を付加したものです。両手に装備された「レーザー・マルチプライヤー」は、射撃武器としてもレーザーナイフとしても機能します(006。特殊部隊「SCARU」に随伴する他(006、対「フレズヴェルク=アーテル」として設置された基地「ムーバブルベース」で、設営と索敵の任務にあたりました(PVS, PWE

キットは差し替えで通常型と選択します。

■RRF-9/A レヴァナントアイ・イーギル

月側が「NSG-04δ ヴァイスハイト」や「NSG-X1 フレズヴェルク」を戦線に投入するに至り、地球側も戦力の増強を迫られました。新型機の開発を進める傍ら、既存の機体に追加装備をする「EX計画」を発動します(016

この「RRF-9/A レヴァナントアイ・イーギル」は、「RF-9 レヴァナント アイ」をベースに色々くっつけたもので、それがきちんと動作するかをみるためのテスト機体でした。テストの終了後に破棄される予定でしたが、戦況のひっ迫で、「間に合わせの機体」として作戦に投入されます(S03

投入されたのは「バードハント作戦」、当時に猛威を振るった「NSG-X3 フレズヴェルク=ルフス」の、討伐作戦です(021, S03。このルフス、あらゆる通常攻撃を無効化するバリアー(TCシールド)に加え、FAを一発で撃ち抜く「ベリルショット・ライフル」を4丁も持つ、鬼神のような敵です(S01, S03。「RRF-9/A レヴァナントアイ・イーギル」の操縦者はリロイ・ハロルド曹長。作戦ではジャン・B・ウィルバー少尉の駆る「RF-12 ウィルバーナイン」と共に、敵の陽動に当たるはずでした。しかし、作戦は失敗します。ルフスの強さは、作戦司令部の予想を上回ったのです。撤退するはずでしたが、ウィルバーの独断でリロイは共に反撃に出ます。二人の連係プレーで、ルフスは遂に打倒されます(S03

キットは、「RF-9 レヴァナント アイ」と「エクステンドアームズ01」がいずれも色違いで丸ごと、それから、イオンサーベル4本と、それを腰に付けるためのパーツ、ハンマーショットガンが入っています。色分けは「RF-9 レヴァナント アイ」に劣りますが、ほとんど気になりません。

■RRF-9 レヴァナント アイ・リベンジャー

「RRF-9/A レヴァナントアイ・イーギル」の検証結果を経て、生産体制に移行したモデルです。この剣や見た目重視の頭などは、他のFAにも積極的に装備されたらしく、「リベンジャー」の、この形として運用されるケースは、むしろ稀だったとか(016

キットは、「RF-9 レヴァナント アイ」と「エクステンドアームズ01」の組み合わせです。写真の通り、レヴァナント アイとは、がらりと印象が変わります。
肩のアーマーや剣の鞘が外れやすいので、パチ組みで動かして遊ぶ時は、ややストレスフルです。足の構造上、自立はできません。クリアーパーツの「足台」がついていますが、せっかくなら、飾り台を別に用意した方がいいでしょう。

■レヴァナント アイ アーマーパーツ〈Ver.F.M.E.〉


レヴァナント アイのアーマーパーツのみのキットで、カラーはオフホワイトで統一されています。完成するには、フレームアーキテクトを別途用意する必要があり、武装も付属しません。
写真のキットは、目の部分のみ赤く塗り、武装として「ヘヴィウェポンユニット07 スカルマサカー」を持たせました。