パチ組みレビュー

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FAG-3
■フレームアームズ・ガール バーゼラルド

轟雷やスティレットはガールとメカの融合でしたが、バーゼラルドはガールの背中にメカを背負い込む形となりました。ガール単体でも十分遊べるし、背中のメカは別のフレームアームズにも転用可能と、遊びの幅が広がっています。
特に、ガールは関節の構造がこれまでのものから変更され、可動性をあまり損なわずに強度が格段にアップしています。一つの美少女フィギュアとしても高い完成度と言えそうです。


■フレームアームズ・ガール バーゼラルド フィギュアJAPAN

ホビー専門誌「フィギュア JAPAN」の付録です。そう、付録です。メインは雑誌です。
通常版の色違いと追加デカールに加えて、肌色の手足がついてきます。
通常版と同様ですが、物凄くパーツが多いです。FAシリーズがフレームアーキテクトを使って組み立てを簡単な方向に向っているとすれば、完全に真逆を向いています。可愛さにひかれて手を出す前に、少しの覚悟がいるでしょう。

■フレームアームズ・ガール バーゼラルド アニメ版

「アニメBlu-ray『フレームアームズ・ガール』B」です。
通常の「フレームアームズ・ガール バーゼラルド」のカラーバリエーションで、表情にはアニメに準じたものが追加されています。
アニメでは、素体(非武装状態)は「ウサギの尻尾」ではなく、ブースターになっています。

なお、アニメでは小学生のようなチンチクリンで、本作のような高頭身ではありません。それに合わせて手足を切り詰める改造をすることも検討しましたが、継ぎ目を自然に仕上げることが容易でなかったので、見送りました。

■フレームアームズ・ガール バーゼラルド アニメ版

アニメ「FRAME ARMS GIRL」の第9話で、あおちゃんの夢の中で登場するバーゼです。
夢の中では、バーゼ等身大となり、あおちゃんと同じ若葉女子高校の制服に身を包んでいます。

キットは、「フレームアームズ・ガール バーゼラルド フィギュアJAPAN」、頬紅を塗り特製瞳デカール(アニメデザインVer.)を使用した無タンポ顔パーツ、イノセンティアの両腕と足首です。頭は、元のバーゼラルドのヘッドギアを外し、残ったパーツ欠損部をパテで埋めて形成し、塗装しました。腕はイノセンティアの上腕の付け根と手首の付け根をそれぞれ少しずつカットして短くしたものを使いました。脚は大腿の胴体側と足首の付け根をそれぞれ少しずつカットして短くし、段差が少なくなるよう研磨して形成しました。これに、アゾンの「1/12キャラクターコスチュームシリーズ003『フレームアームズ・ガール』1/12若葉女子高校制服衣装set Mサイズ」を着せています。

写真では見えませんが、ちゃんとアゾン製のしまぱんをはかせてあります。

■フレームアームズ・ガール ゼルフィカール

そもそもパーツが多かったバーゼに、さらに多数の武装やアーマーが追加され、大変なことになりました。ランナーを区別するアルファベットも「ABC…Z」では足りず、「アイウ」まではみ出しています。「てんこ盛り感」抜群です。
ゼルフィカール/NEの武装が付いていますが、なぜか「攻性防盾システム」のワイヤーが入っていません。写真のキットには本家「NE」のワイヤーを流用しています。
何気にオシリのパーツが新しくなっていて、ボリューム感が増しています。


■フレームアームズ・ガール ゼルフィカール ST Ver.

上のキットの色違い・武装違いです。
武装は完全な新規で、ハンドガンと長剣を合わせたような形です。ハンドガンと剣を分けて使ったり、「セグメントライフル」の代わりに肩へ装備したりできます。


■バーゼラルド Animation Ver.

アニメでの設定身長に合わせて、首から下が小さくなったバーゼです。
このキットの登場によって、先のキットのように、アニメの再現のために手足を切り詰めたり、髪を形成したりする必要がなくなりました。
首から下はメガミデバイスの規格になっていて、「フレームアームズをガール化したものをさらにメガミデバイス化した」という、最早、フレームアームズと関係あるのかないのか微妙な領域に突入しています。
でも、以前に増して可愛いので、そんなことは気になりません。


■マジカルバーゼラルド

上のキットにM.S.Gが足されて魔法少女風になったバーゼです。
既に、フレームアームズとはイチミリも関係ありません。いったいどこまで行くのでしょう…。