SP-E2

〜YYの日本縦断、工房大阪春の陣&笑いの大バズ〜
YYの旅行記です。

---INDEX---



1-襲撃予告
2-前夜、鍵の悪夢
3-関西レイヴン集合
4-工房大阪春の陣
5-通天閣と日本橋
6-難波の回廊、死のダッシュ
7-ももグレ三人衆
8-笑いの大バズ
9-エンディング

1-襲撃予告

2005年4月24日(日)、ももグレネード主催のNB大会”笑いの大バズ”開催決定。
普段お世話になっているACサイト、ももグレ主催の大会です。

行くべし。

唐突にそう決定して、エントリー表明。
(3月にも行われた同サイトの大会は、参加表明を出しながら、前日に熱発してキャンセルというドジを踏んでいます。)
FFにかまけて久しく触っていなかったNBを引っ張り出して、大会用に機体を組んでみます。

〜数週間前〜

某氏「FFやっていると、腕が鈍りませんか?」

YY「もともと腕なんかありませんから、これ以上鈍りようがないですよ、はっはっは」


物凄くヤバイ事になってました(滝汗
A操作のスティックが重いこと重いこと。自機の全ての動きがぎこちありません。

「あっちゃ〜。」

とか思いつつ、あっという間に大会の日は迫りました。


YYの住む熊本から会場の新潟へは、飛行機の直行便がありません。
このため、羽田(東京)か伊丹(大阪)、もしくは博多(福岡)を経由しなければいけません。

どのルートにしましょうか。…せっかくですから、大阪に行ってみましょう!
関西のレイヴンたちに会ういい機会です。
そうと決まるや、大阪の馴染みのレイヴンたちに襲撃予告を出します。
レイヴンが集まってACしないというのもなんですので、NBで簡易な対戦会もすることにしました。
日時は、ももグレ大会の前日の朝、会場はYYが宿泊する大阪梅田のホテルに設定、機材は薄型PS2と小型DVDプレイヤー(ビデオ入力可)をYYが持参、PS2一台を現地のレイヴンに協力を仰ぎ、あとはホテルのTVでまかないます。
こっそりやるつもりだったのですが、嬉しいことに、なんと10名もの関西レイヴンの参加を受け付けました。
YYの目的は関西レイヴンたちに会うのと大阪観光ですので、対戦会のレギュなどは超適当…。


2-前夜、鍵の悪夢

2005年4月22日(金)、熊本市内で仕事を終えたYYは、その足で熊本空港から大阪伊丹空港へフライト。
20時30分、大阪伊丹。
天気は晴れ、気温15度。
熊本は17度オーバーでしたから、少し肌寒いです。上着を着込みます。

で、ここ(伊丹)って、大阪のどこらへんですか!?

目的のホテルまでは、大阪駅から徒歩8分のはずです。 YYは奥義、”強化人間レーダー”を発動します。
”強化人間レーダー”とは、人の動きと町の構造から方角を推測し、マップなしで目的地までたどり着く、YYの特技です。
これにより、道に迷うことはほとんどありません。下手なマップがあるとかえって惑わされて迷子になったりします。

間もなくリムジンバスのターミナルを発見、「大阪駅行き」へ乗り込みました。
伊丹空港から大阪駅までバスで30分。
伊丹空港って、大阪のもっと中心近くにあると思ってました…失敗。

大阪駅近く、丸ビル前のバスターミナルへ到着。

暗い、道狭い。
案内板など、目的のホテルまでの道しるべになるものは何もありません。
ホテルのHPからプリントアウトして持ってきたマップは、簡単すぎて役に立ちません。

”強化人間レーダー”発動。

結果、ほぼ一直線にホテルまでたどり着くことに成功しました。
どうやったかなんて、本能と勘の域を出ませんから、教えることは出来ません。

ホテルのフロントから鍵を受け取り、個室へ。
ジュニアスイート、54平米。
YYも含め、11人もの男たちを収容するには、このくらいのスペースが必要です。

部屋の明かりのスイッチはどこですか!?

暗がりの中、手荷物を適当に置いてスイッチを探し、明かりをつけます。
流石に広いです。一人で泊まるにはあまりにがらんとしています。
早速、機材を取り出し、部屋のTVに接続。
じゃーん、とNBの起動に成功し、対戦会の用意は完璧です。

さて、寝るまで少し時間がありますし、夜の巷をぶらぶらするとしましょうか。

…鍵がない。

部屋の鍵がありません。
暗がりの中、明かりのスイッチを探している間にどこかへ置いたまま、わからなくなっていました。
部屋の鍵はオートロックですから、鍵を持たずに部屋を出ると閉め出されてしまいます。
さぁ、大変。
机の下、かばんの中、カーテンの陰、果てはベットを動かしてその下まで探しましたが見つかりません。
貴重な時間と体力がどんどん失われていきます。
ヤバイ、汗びっしょり。何やってんだ、しっかりしろYY。

無いものは無いので、仕方なく部屋のドアを半ドアにしたまま外出(それでも出る所が流石YY)、 適当なネットカフェからチャットで皆様に「おやすみなさい」を言って、ホテルへ帰還し、床につきました。
(翌朝、机の引き出しの中に鍵を発見することになります。暗がりの中、一体、いつの間に仕舞い込んだんだ。)


3-関西レイヴン集合

23日、7時10分、起床。天気は晴れ。
集合時間の10時まで、しばらく時間があります。
寝間着代わりの普段着のまま外へ出て、ホテル向かいのコンビニで朝食の弁当と対戦会用のウーロン茶を買い込みます。
ホテルのフロントで

YY「今日、高〜大学生くらいの人たちが10人くらい私を訪ねてきますので、部屋を教えてあげて下さい。」
受付嬢「は、はい。わかりました。」(明らかに不審な顔)

隣では、華やかな結婚式の披露宴の準備が進んでいます。
高級ホテルのスイートを借りこんでゲーム大会なんて、こんなことするヤツは他にいるかしらw
白いウエディングドレスの花嫁さんを尻目に、部屋に帰還。

9時。
「もしかすると、フライングでとんでもなく早く来るレイヴンがいるかもしれない。」
と、集合時間の1時間前に身支度を整えて待機していると、
来ました。
チャイムの音でドアを開けると、赤いシャツのなかなかお洒落なレイヴンが。

YY「おはようございますwハンドルネームをどうぞ。」
赤いお洒落さん「あ、ロシア人です…。ドアにコロンさんが貼ってあったので安心しましたw」

自称ロシア人さんでした。
入りやすいように、工房の看板の”コロンさん”を描いて、ドアに貼っておいたのです。成功、成功。
ロシア人さんには、機材のPS2をお願いしていましたので、それで早く来てくださったとの事。
ロシア人さんのPS2とYYのDVDプレイヤーを繋ぎ、ホテルのTVと合わせて2画面対戦の環境作りを完了。

間もなく、ストライカーさん、続いて、フェイカーさんとPF大佐が到着しました。
チャットではお馴染みの顔ぶれですが、実際にお顔を合わせるのは初めてです。
ストライカーさんと大佐は大体イメージどおりでしたが、フェイカーさんは、思った以上に大きい方だったりw
大佐にはステキなイラストの色紙を頂きました。


10時。
ホテルまでの道がわからないという流離狼さんの電話を受け、YYはケータイ片手に道路まで迎えに出ました。
流離狼さん、狐さん、そしてY.Mさんが合流、これで7名。
NCCさんは遅刻の連絡を受けていましたので、あと二人。エスペランサさんとメビウスさんが来ていません。
連絡方法がないので、とりあえず、YYも含めて8人でトーナメント戦を開始しました。


4-工房大阪春の陣

出来れば総当りにでもしたいところでしたが、時間の都合でトーナメントとしました。
遅れてくるであろう2人分の席を空けて、トーナメント表を作成。
組み合わせはトランプを引いてもらうことで決定。
ステージはカードランダムで、ステージ決定後にそれぞれ好きな機体を選択。
機体構成は”Bレギュ”に準じます。
ゲリラ的かつ小規模な対戦会ながら、認定証を持つランカーレイヴンがごろごろいるという、アリエナイ仕様です。
組み合わせが決まった所で早速、対戦開始。

初戦。
カラサワで武装したPF大佐が、地雷マスターのロシア人さんを圧倒、自称ロシア人さんは自らの頭上に地雷を撒き、自沈。
Y.Mさんは誤パージにより早々に弾切れ、流離狼さんのリニアライフルから逃げ回った挙句に投了。
フェイカーさんはSE対戦で誰も勝てなかったという、レールキャノンとビットで武装した”キモ四脚”を投入、YYは手も足も出ず。
ストライカーさんは重逆関節のカラサワシングルトリガー、ブレード軽装備の狐さんは無残に散りました。

ここで、エスペランサさんとメビウスさんが到着。やはり道がわからなかったとのこと。
空いていたシード席にそれぞれ入っていただき、試合続行。

”カラサワの心得”、PF大佐がメビウスさんと流離狼さんをウェルダンにして連覇。
フェイカーさんは、エスペランサさんを破ったストライカーさんと対峙。開幕早々にエリアオーバーとなりましたが、情状酌量にて仕切りなおし、”キモ四脚”で安定した勝利を収めました。

決勝戦。
一発勝負にするか、二本先取にするか意見が分かれました。
どっちでもよかったYYが決めかねていた所、茨城のBloodyBlueさんから、対戦会の様子伺いの電話が入りました。
渡りに船、第三者たるBloodyBlueさんにより、二本先取に決定してもらい、決勝戦開始。
結果、”キモ四脚”が”カラサワの心得”を2連覇。
フェイカーさんが、見事優勝に輝きました。
三位決定戦では、流離狼さんをストライカーさんが撃破。

一位:フェイカーさん
二位:PF大佐
三位:ストライカーさん

以上の結果となりました。
自称ロシア人さんのご厚意により、景品が用意されていました。
ストライカーさんにはベーゴマ、
PF大佐には0.4のシャーペンの芯、
フェイカーさんにはゲームソフト”Fゼロ”が渡されました。
そして、残った人たちのじゃんけんにより、Y.Mさんにバタピーが送られました。

残った時間はフリー対戦です。
YYのビジュアル機体”アディーナ(1号機)”を使うフェイカーさんが、カラサワのPF大佐をAPが赤くなるまで追い詰め、会場を沸かせました。”弘法は筆を選ばず”とはよく言ったものです。
翌日のももグレの大会の存在も関心の的で、ももグレのレギュレーションに沿った機体の研究も進められ、YYも色々なご意見を頂きました。


5-通天閣と日本橋

14時。
NCCさん(やっぱり迷子;)の到着後、流離狼さんの先導で、ぞろぞろと大阪の町へ繰り出しました。
この日のために、流離狼さんは観光ルートを考えておいてくれたのです。YY、感謝感激。
チェックアウト後、大阪駅のコインロッカーに荷物を預け、JR環状線に乗りました。
新今宮駅で下車後、フェスティバルゲートを抜けると、通天閣が眼前にそびえました。
TVでしか見た事のない通天閣に、YYは超ゴキゲン。
展望台へ登る時間的余裕はありませんので、通天閣の下をくぐり、日本橋へ。
所狭しと並ぶ電気店に、直視しかねる萌え萌えな看板。

「秋葉原が大阪に!?」

と思ってしまったほど偏った街並みに、思わず笑みが。
人ごみの中を抜け、サマーキャラバンの会場になったという電気店へ。
店内はコアなグッズで満載です。時間が無いにもかかわらず、YYを含め数人が店内に入りました。
ゲームコーナー、書店、PCコーナー、PCゲームコーナー、アダルトゲームコーナー…階上に行くほどコアになります。 そして、最上階は模型コーナーでした。普通の玩具店にもあるようなプラモデルから、なんだそりゃ、というフィギュアまで。
NXのワンコインフィギュアも大量に発見。
荷物が多くなければ、いくつも箱買いするところでした。危ない危ない。
翌日のももグレ大会用の景品を買い込み、店外へ。(皆様、お待たせ致しました。)
フェイカーさんによる買い物袋チェックを受けた後、千日前通りへ。
商店街には、楽しげなものが沢山並んでいます。
しばらく進んだ所で、誰かが異変に気がつきました。

「3人足りない!」


6-難波の回廊、死のダッシュ

16時。
自称ロシア人さん、エスペランサさん、メビウスさんが行方不明。
ケータイで連絡はついたものの、遠く離れており、すぐに合流することは不可能。
で、
乗る予定の、伊丹発新潟行きの飛行機の離陸は、17時20分。つまり、17時には空港にいなければ間に合いません。
荷物が大阪駅にあるため、難波から大阪駅まで30分、大阪駅から伊丹空港まで30分と考えると、ギリギリです。
渋滞やバスの時刻ニアミスなどがあれば、ギリギリどころかアウトです。
流離狼さんの決断により、YYはその場で戦線離脱、単身で空港へ向かうこととなりました。
道順の概略を聞き、全員に向かって敬礼。

さー。これは大変ですよ。

千日前通りから地下商店街へ入り、駅へ向かいます。
ここで”強化人間レーダー”発動、
しかし、

           駅まで遠い!

商店街を疾走します。自慢のネクタイもカッターもザマありませんが、なりふり構っていられません。
息を切らして、難波駅に到着。

                   ホームの位置がわからん!つか、どの線に乗ったらいいかわからん!

「タクシーで大阪駅まで行ったほうが早いのか?」

とも思い、一度地上に上がってみましたが、渋滞などのリスクを否定できないため、再び地下へ。
そして、「大阪駅」へ行く線は見つけられませんでしたが、「梅田」へ行く線を発見。
確か、「梅田」は大阪駅のすぐそばだったはず!

もう、何線に乗ったのか覚えていません。
梅田に着くと、ありがたい事に大阪駅までひと繋がりです。
自分でも驚異的なレーダー性能で、荷物を預けたロッカーの位置を嗅ぎわけ、荷物を回収。

この時点で、16時30分。
空港リムジンバスは…、到着時刻に紛れが多く、キケンです。ここは10分の遅れが致命的です。
一瞬の躊躇の後、駅前に停車していたタクシーをつかまえました。ここは交通費にかまっている場合ではありません。

YY「空港ッ…!えっと、い…い…あー、もう、い…伊丹空港まで、最短コースでお願いします!」

パンチの運ちゃん「20分くらいですが、いいですか?」

YY「ええ、よろしくお願いします!」

リムジンバスなら30分を超える所。20分でつけば、空港についても少しの余裕が期待できます。
運ちゃんの気さくな大阪弁に、関西の空気を感じつつ、都市高速を空港へ向かいました。
降りるときは、YYは熊本弁でお礼を言いました。運ちゃんは、にやりと笑いました。


7-ももグレ三人衆

伊丹空港から新潟空港へ着くと、空の色ががらりと変わりました。北陸の空の色です。
マサヤさんからのメールで、新潟駅まで移動。そこで、3人が待っていてくれました。
マサヤさん、ももみさん、そしてかるびさん。
かるびさんとはチャットでは御馴染みですが、お顔を合わせるのは初めてです。
チャットではいくらでも話していても、いざお顔を合わせると気恥ずかしいものですね。
駅から少し離れたコンビニの駐車場から、マサヤさんの車で、柏崎のマサヤさん宅までドライブです。
車の中で、会話は大いに盛り上がりました。笑いすぎて腹筋までおかしくなります。
途中で寄ったショッピングセンターで、夕食のネタを仕入れます。
並んでいる魚介類は、九州の魚屋とはかなり違います。こういった地域性を見るのも、旅行の楽しみの一つです。

マサヤさん宅に到着。
到着した所で、YYのケータイが鳴りました。
取ると、電話の向こうは何やら騒がしく、よく聞き取れません。

???『YYさんに、…さ のイタ電で…』

YY「もしもーし?」

???『〜♪♪(どこかで聞き覚えのある声)』

YY「おーい?」

???『〜♪♪♪♪♪♪(ヒートアップ)』

どうやら、この歌声は、PF大佐です。
察するに、あの後、関西レイヴンたちは皆でカラオケに行き、そこからYYに電話を入れているのでしょう。
おかしくて、噴出しました。
PF大佐の歌は、マサヤさん、ももみさん、かるびさんの皆に聞いてもらいました。

そんな面白いハプニングの後、夕食です。
メニューは手巻き寿司。YYの「新潟のお米が食べたい」のリクエストで決まったものです。
ちゃぶ台を囲んで食事だなんて、何年ぶりでしょう。
しかも、本当にお米が美味しいのです。YY一人でかなり食べたのではないでしょうか。
マサヤさんお勧め、新潟特産(?)の調味料、「生かんずり」も登場しました。
夕食の後、翌日の大会のための調整もかねて、NBで遊びました。
ももみさんは、YYが体験していないステージ(一人遊びでは選べない、スペースポートなど)について、親切に教えてくれました。
マサヤさんやかるびさんの”生機体”とも、数度にわたりスパーリングを頂きました。
やはり、3人とも強いです。
大阪で見た、フェイカーさんの”キモ四脚”や、ストライカーさんのシングルカラサワ重逆などを紹介した所、マサヤさんのお気に召したらしく、喜んでいただけました。
夜も更けた頃、布団を貸していただいて、4人でひとつの部屋(正確には二つですが、つながっている)で就寝です。
まるで合宿です。こんなことは学生以来ですから、YYはとても幸せでした。
(私、寝言とか言わなかったでしょうね。アセアセ)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

4月24日、6時30分。天気は快晴。
ももみさんの目覚ましで目が覚めました。
ももみさんが洗面に行っている間に起床、ネクタイとカッターに着替え、布団をたたみ、ももみさんと入れ替わりで洗面へ。
戻ってくると、かるびさんも起き出しています。YYが荷造りなどして、ふと気がつくと、部屋にあったTV二台がありません。
かるびさんが車に積むために運び出した、とのこと。

って、あんな大きなTVを、音も立てずにあっという間に玄関まで!?

力持ちです。流石、”かるび”と名乗るだけのことはあります。(※後で聞いたところ、運んだのはマサヤさん、との事。ぬはー;)
マサヤさんが起きた所で、ちゃぶ台を囲み、ももみさんの手作りホットケーキと目玉焼きベーコンで朝食です。
あー、YY、幸せw
TVをマサヤさんの車に積み込み、会場のある長岡へ出発です。
ちょっとひやりとする、柏崎の朝の空気。
新潟の風土や観光、事件などのお話を聞きながら、車窓の景色に見入ります。
九州ではもう散ってしまった桜が、満開です。
連なる山々に雪が残っています。
どこまでも続く田園。
これから、銃弾と硝煙の舞う戦場に向かうとは、到底信じられません。

かるびさんのお宅に立ち寄り、機材の搬出のために、かるびさんはそこから別行動です。
ちょっと、かるびさんのお部屋を拝見…

も、萌え〜!(詳細割愛


コンビニで昼食のお弁当(地域限定っぽいものを選択)を調達し、いざ、長岡中央公民館へ。
入ったところで、黒いキャップの、可愛い女の子を発見。
レイヴンになって数日のうちに基本操作をマスターしたという、曰くつきのイレギュラー、αsさんです。
こんな可愛い顔して、末恐ろしいw
簡単な挨拶などしつつ、エレベーターを上がって会場入り。
既に多くのレイヴンたちが集まっていました。


8-笑いの大バズ

エントリーシートを作成後、参加者の到着を待って、いよいよNB大会「笑いの大バス」の開催です。
機材のその充実ぶりたるや、なんと2画面の対戦台が6セット!加えて、持込のハードのためのTVが2台!

参加者に車を持った社会人が多いためとのことで、九州では到底あり得ない環境です。
ももグレの大会の今日の繁栄は、参加者の強力なバックアップによって生み出されたものなのです。

マサヤさんの司会の下、早速、スイスドロー形式の試合が始まりました。
YYの機体はこちら。
機体名は「戦人(いくさびと)」、愛称は「ガゼル君」です。
脚部には、BloodyBlueさんお勧めの、中量逆関節を選択。
逆関節はパーツそのものが重く、スピードが出ないため、両肩に補助ブースターを装備。
肩武器の分の火力不足を補うため、強力なEOコアを採用。
高機動を生かし、狭いステージでも戦えるよう、両手にショットガンを装備。
ビジュアルと近距離での相手の位置確認の効率UPを兼ねて、高性能レーダーを持つ頭を載せました。
補助ブースターを持っているくせに460キロしか出ないという、見掛け倒しのマシンです。
結果的に、最近、巷で噂の強アセン、「ひとネク☆機」のモドキとなりました。
でも、機体の性能そのものは、そんなに悪くは無い…はず、です。
では、お手柔らかに…。

1回戦:砂糖さん
 ホバータンクのグリズリーに、大グレとスナイパーライフルを持っています。
 頭上を取ったつもりでしたが、何故か頭上のYY機に的確に大グレを当ててきます。完敗w
2回戦:ゲイルさん
 何のことは無い高機動二脚かと思えば、なんと月光装備。思わぬ剣豪の出現に喜びすぎて、見事、斬り捨てられましたw
 月光に斬られて死ねれば本望か!?
3回戦:ヴェルガーさん
 似たもの同士の対戦になりました。ヴェルガーさんは、YY機の補助ブースターの代わりに、ミサイルを積んだ形です。
 恐らく、機体性能の差でEO頼みのYYが勝利。動きはヴェルガーさんの方が断然上だったんですけれど。
4回戦:天希 彰矢さん
 いい加減後が無いので、頑張って張り付いてラッシュ。
 ステージが暗かったせいもあり、天希 彰矢さんの機体構成はよくわからないまま撃破。申し訳ない orz
5回戦:Fナイトさん
 なんと、腕ミサイルの逆関節。YYの腕が末期的なために、高機動型のミサイルが当たる当たるw
 おぉ〜、とか感心しているまにやられました。

結局、負け越しです orz
いつもですが、YYの機体は予想外の相手に弱いようです。
機体性能がよくても、操縦者の技術が無ければ意味が無いという、好例にはなりました。要練習…。



他の試合も見たかったのですが、如何せん、対戦台は6セット同時進行。到底見きれるものではありません。
その中で、ひときわ目を引く対戦カードがありました。
世にも稀な、女性レイヴン同士の対決です。

落ち着いた大人の女性、MIUさんと、突如現れた若きイレギュラー、αsさんです。
MIUさんは、可愛らしいピンクのディンゴに、800マシと左実盾で武装。
αsさんは、フロートのスカッドに、重EOコア、右に重狙撃銃、左にショットガンです。
試合は接戦のまま経過、互いのAPが真っ赤になるまで続き、遂に僅差でαsさんが勝利を収めました。
レイヴンになってわずか10日とは、到底信じられません。将来が楽しみです。
MIUさんも素晴らしい健闘を見せてくれました。両者に惜しみない拍手を。

6セットもの対戦台のおかげで、瞬く間に全ての対戦が終了しました。
詳しい結果については、ももグレネードのサイトのほうをご参照ください。
表彰と景品授与の後はフリー対戦です。

謎の男「”sanj”です。よろしくお願いします。今日はYYさんが来られると聞いて、やってきました。」

YY「あ、よろしくお願いします〜。」

HNは良く聞き取れませんでしたが、私のためにはるばるやって来られたとあっては、対戦せざるを得ません。
さて、どんなものでしょう…。

只者ではありませんでした。

鋭いOBからの的確な位置取りは、ランカーレイヴンのそれでした。
福岡の犀川さんを髣髴とさせるイレギュラーな技術に、YYは戦慄しました。
5戦ほどの後、後がつかえましたので対戦を終了。
もう一度、よくお名前を聞いておこう、ともう一度聞いてみます。

3Jさんでした(核爆

音に聞いた強豪レイヴンが、しれっとYYの目の前に。どっひゃー。
もっと居たかったのですが、予約した羽田発の飛行機の制約のため、一足早く会場を去ることにしました。
横浜へ引っ越したももみさんも、早めに戻らねばならないとのことで、同じ新幹線で東京へ向かうことに。
会場の皆さんにお別れの拍手を頂いた後、会場を後にしました。皆さん、またお会いしましょう〜。

最後に、凄く気になっていたことがひとつありました。
ももグレ対戦会の屈指の地雷使い、軍手さんは、そのHNの通り、軍手をはめてコントローラーを握ります。
指の感覚とか、どうなんでしょう?
本人に聞いてみた所、軍手をはめたほうがしっくりする、とのこと。レイヴンも色々ですね。


9-エンディング

マサヤさんとかるびさんに見送られ、ももみさんと東京行きの新幹線に乗り込みます。
ももみさんとツーショットで電車の旅なんて、全国100万のももみさんファンに核弾頭撃ち込まれそうな栄誉です。
雪山を背景に会話は弾み、気がつけば、あっという間に東京駅です。
京浜東北線で浜松町までご一緒し、握手で再会を約束してYYは下車。


旅の終わりが近づきました。


モノレールで羽田へ向かい、JALの最終便で熊本空港へ。


YYの愛車が、ぽつん、と待っていました。



”YYのAC工房”の前身は、”YYのHomePage”という、旅行サイトです。
学生時代、YYはいつも、この愛車と共に、日本全国の岬を訪ねてまわったものです。



「おかえり、楽しかった?」と、愛車。

楽しかったよ。
旅はいつでも楽しい。
でも、昔と違う所があるよ。
昔は、僕はいつも一人で、誰も居ない岬を歩いていた。
今は、日本のどこにでも、僕を迎えてくれる仲間が居る。
鳥は、一人では遠くへは飛べない。
でも、多くの仲間があれば、渡り鳥のように、どこまでも、どこまでも飛んでゆける。


                           ありがとう、レイヴンたち。