REPORT7

〜「防御係数」の実際〜(その二)
このREPORTは、REPORT6の続きです。
REPORT6より、実弾防御の防御係数は防御係数=(防御力-1017)/50ということがわかりましたが、レポート発表後に、ミヨシケさんから『EN防御の防御係数は「防御係数=(防御力−955)/50」』という情報を頂きました。実弾防御とエネルギー防御では防御係数の算出法が違うというわけです。これはいったいどういうことでしょうか。実際に調べてみましょう。

◎実験 :エネルギー防御値とエネルギー攻撃力の関係が、実弾防御値と実弾攻撃力の関係と同様のものかを比較します。

実験機A・・・実弾攻撃に対する実験機(MX/BEE・SS/RAY・MARTE・SS/ORC)
実弾防御1505実弾防御係数9

小型ミサイルCWM-S40-1(実弾攻撃力780)で攻撃を加え、ダメージを見ます。

実験機B1・・・実験機Aの実弾防御と同じ数値のエネルギー防御を持つ機体(01-ATE・MX/002・MX/MDD・01-EDF)
エネルギー防御1505・エネルギー防御係数11

パルスキャノンMWC-XP/75(エネルギー攻撃力780)で攻撃を加え、ダメージを見ます。

実験機B2・・・実験機Aの実弾防御係数と同じ数値のエネルギー防御係数を持つ機体(01-ATE・SS/ORCA・MX/MDD・01-EDF)
エネルギー防御1411・エネルギー防御係数9

パルスキャノンMWC-XP/75(エネルギー攻撃力780)で攻撃を加え、ダメージを見ます。

結果

実験機Aダメージ262
実験機B1ダメージ248
実験機B2ダメージ262

実弾防御とエネルギー防御は等価でなく、同じ攻撃力を持つ実弾兵器・エネルギー兵器にそれぞれ攻撃を受けた際には、エネルギー兵器によるダメージがより小さいものとなります。 それに対し、実弾防御係数とエネルギー防御係数は等価であり、同じ攻撃力を持つ実弾兵器・エネルギー兵器にそれぞれ攻撃を受けた際には、どちらも同じダメージとなります。
★実弾防御とエネルギー防御を比較する際には、防御係数を用いるか、もしくは「実弾防御=エネルギー防御-62」(防御係数の計算式より算出)と考えるとよいでしょう。
ミヨシケさん、情報提供ありがとうございました。☆⌒(*^∇゜)v
REPORT2