SL-4

〜右手武器の命中力〜
右手武器の命中力は、武器の弾速・武器の補正・FCSの補正といった複数の因子によって決定されます。命中力を求める際に、それらの因子を計測した上で算出するには、膨大な労力を必要とします。では、いきなり武器の命中力だけを直接測定してみることにしましょう。

◎実験 :高速で移動する目標を狙撃し、命中可能な最大距離を測定することで、各右手武器の命中力を比較します。
1)実験機1(ガンナー):初期機体にWS-3、OP-LFCS++を搭載したもの(右手武器は様々なものを使います。)
 実験機2(標的):YIV+RAY+DS48+SOLID(内部パーツは全て初期パーツ。)
 実験場所:アリーナ
←実験機2。
素早い垂直ジャンプで、移動標的の役を担います。
2)実験機2をスタート位置から垂直にジャンプさせます。(ブースターは使いません。)
3)実験機2が落下を始めた次の瞬間(高さ約80一定)、実験機1でこれをダブルロックの上、狙撃します。
←狙撃位置。(左視点、中央ロックオンマーカー)
アリーナの壁の、白い模様のすぐ上の高さが狙撃ポイントになります。落下してきた実験機2がここに至った瞬間、実験機1のトリガーを引きます。
(画面の視点は、左が実験機1、右が実験機2のものです。実験機2は落下中です。)
4)実験機2のジャンプ地点から実験機1までの距離を10刻みで変化させ、2)〜3)を繰り返します。9割以上の命中率を得られる、最も離れた距離を「最大必中距離」とします。
※本実験では、狙撃が不可能な武器の測定は出来ないため、FINGER・ショットガン・拡散バズーカ・投擲・火炎放射器・ミサイル・ロケット・ブレードは対象外とします。
※弾道が一定しないMG/1000とMG/800については、幅を持った結果となるため、中央値を代表値とします。

結果
最大必中距離 右手武器
190
SRF-80
SRFX/70
180
SRF-80R
SRF-40
170
SRF-100
XCW/90
XCY/50
XCMK/70
XCD/100
XCD/70
160
SRF/60
XCB/75
150
RF-150
ARF-120
ARF-180
140
RF/220H
RF-160
KP/80
DKP/90
DKP/100
XCP/150
XCG/20
XCG/10
130
RF-200
RF/300
MG-500
MG/800
BZ-25
GR-12
120
MG-250
MG/1000
HG-80
HG-150
HG/100
HG-200H
HGB/108
HGB-80
HGB-90
BZ-30
RGS-30
KP/150
KP/100
KARASAWA
XCG/20E
XCG/40E
110
RF/220
MG/350
MG/700H
MG-300
BZ-50
BZ-80
BZ-30R
KP/180
KP/120
XCW/PK
番外
SRFE/8

 概ね、実戦で使ってみた印象に近い結果となりました。最大必中距離170以上のものは命中力が高く、120以下のものは命中力が低いと言えます。110以下になると、対人戦では命中させるのが困難でしょう。弾速が速くても、補正が悪いために命中力が低くなってしまった武器として、RF/220・SRFE/8・XCW/PKが目立ちました。YYが驚いたのは、似た外見ながら命中力に差のある武器がいくつも存在した点でした。RF/200とRF/200H、SRF-80とSRF-100、SRF/60とSRFX/70、BZ-30とBZ-30R、KP/100とKP/80、XCB/75とXCB/150の差は印象的でした。実際に使ってみないと判らない性能差です。パーツ選びの際には注意が必要でしょう。