NX-15

〜第二回バトルアリーナ(東京1日 バーゲストさん提供)〜
第二回バトルアリーナ(東京1日目)のレポートです。今回はバーゲストさんの提供でお送りいたします。
レポートの提出者はシャウさんです。
★ニュアンスを崩さないよう、手を加えずにそのままの形でお届けします。


8月1日(日)に笹塚にあるフロムソフトウェアの本社で開催された「Battle Arena vol.2」に出てきました。
大会にいけなかった人の為にレポートを書いてみたいと思います。
今回の大会での結果が結果だっただけに常に自分視点でのレポートとなっておりますが、そのへんはご了承ください。
あと、文章力のつたなさを指摘するような輩は粛清いたします。

えぇと、今回の大会は使用ソフトがNXとのことだった為おそらく今までのように「愛機」で出たら30秒で倒され、 それこそACやる気も何もかも消え失せること請け合いだったので強アセンを三つ用意しました。

AC1:仏恥義理壱号  &NC00552w060000Ia00A0FwE92wU71pg000f81C#
頭部:H10-CICADA2(0/0/0/0/10)
コア:C04-ATLAS(0/10/0/0/0)
腕部:CR-WA69MG(0/0/0/0/0)
脚部:LH09-COUGAR2(0/10/0/0/0)
ブースター:B05-GULL(0/0/10)
ジェネレータ:FUDOH(0/10/0)
ラジエータ:RAGORA(0/10/0)
FCS:MONJU
インサイド:No Equip
エクステンション:JIREN
右肩武装:WB06M-SPARTOI
左肩武装:CR-WB91MB
右手武装:No Equip
左手武装:No Equip
右手格納:No Equip
左手格納:No Equip
オプション:O01-ANIMO CR-O69ES CR-O69SS CR-O71EC CR-O79L+ CR-O86R+ MARISHI
    
 大会の第一マップとなるAI調教所での遮蔽物林立間戦闘での安定した勝利を求めるべく作成された 中2AC。いかなる相手にも完全に適応する為に高い対ECM性能、重量級を駆逐するための高火力、 そして熱暴走を何度起こそうとも決してE切れしないような高いコンデンサ容量、E効率とそれを活かす 低消費OBを備えた汎用機。

AC2:仏恥義理弐号  &NG005c2w02wE00Aa00A0FwE92wum03gGu0fa0B#
頭部:H11-QUEEN(0/0/0/0/10)
コア:CR-C98E2(0/10/0/0/0)
腕部:CR-A88FG(0/10/0/0/0)
脚部:LH07-DINGO2(0/10/0/0/0)
ブースター:B05-GULL(0/0/10)
ジェネレータ:FUDOH(0/10/0)
ラジエータ:RAGORA(0/10/0)
FCS:MF04-COWRY
インサイド:BIKUNI
エクステンション:CR-E82SS2
右肩武装:No Equip
左肩武装:WB10R-SIREN2
右手武装:WH03M-FINGER
左手武装:WH02RS-WYRM
右手格納:No Equip
左手格納:No Equip
オプション: O01-ANIMO CR-O69ES CR-O69SS CR-O71EC CR-O79L+ O03-CODON MARISHI

 「インサイド兵器選択時の左銃はその機体の装備するFCSでの最大の捕捉範囲で機能する」というバ グを利用しECM+左二連砂のWトリガーで着実に削りつつ常に撒き続けられるECMで完璧に相手の視 界、レーダーから消えることを可能にした開所専用決戦機。ZENZI(友人)フレーム採用のためE効率面で はおそらく最強で、脅威の持続、回復性能を持つ中量2脚。

AC3:仏恥義理参号  &Nu005gE003wE03c00a001wE92wc5R2wmA0f80x#
頭部:H07-CRICKET(0/0/0/0/10)
コア:C06-EOS(10/0/0/0/0)
腕部:CR-A92XS(0/10/0/0/0)
脚部:CR-LHT92(0/0/0/0/10)
ブースター:No Equip(0/0/0)
ジェネレータ:FUDOH(0/10/0)
ラジエータ:RAGORA(0/10/0)
FCS:CR-F69
インサイド:No Equip
エクステンション:CR-E69SS
右肩武装:CR-WB87GLL
左肩武装:CR-WB87GLL
右手武装:CR-WR73RS
左手武装:CR-WH79M2
右手格納:No Equip
左手格納:No Equip
オプション: O01-ANIMO CR-O69ES CR-O69SS CR-O71EC CR-O79L+ MARISHI
 
 某所での敗北を参考にして、従来の焼き土下座機よりも高い瞬間火力を保有すべく敢えて左腕に火炎放射器ではなく160マシを 搭載した閉所専用決戦機。そのためロック可能距離、サイトの広さで劣るが正面からの撃ち合いでは ぶっちぎりでこちらが上という優越を得ることに成功した。

この三つはおそらくNXでできうる最強レベルのACであると確信します。この三つの極悪インチキ機体を懐に しのばせ、遅刻したことをK氏とY氏に責められながら僕は大会会場に向かったのでした。
会場でくじをひきエントリー。自分はA-5でAブロックでした。Y氏もA-17でAブロック。お互いに勝ち進めば3回戦 で当たる罠で、少し鬱でしたがとりあえずランカーさんとかベテランさんの方々はいないようだったので安心。 後に4回戦ううち3回は両肩レールガンに当たる修羅ブロックだということに気づくわけですが。


1戦目 MILITARY DISTRICT

使用機体:仏恥義理壱号
相手:グリズリー+両肩レールガン、腕武器は失念。

相手の初期APが9000台だったのでタンクであるとまず予想。当初の予定通り開始地点少しいったところにあ るビルの陰に隠れバーストミサイルを連射してみる。HIT、間違いない、タンクだ。と、突如青い閃光と共に隠 れていたビルが崩壊。タンクで青い閃光ということは問題なく両肩レールガン。あの10発もあるインチキパーツ 降臨か。おっと、そういや俺もインチキ機体つかってんだっけ、と思いつつOBをふかしデュアルを発射。が、ビル にぶつかって相手にダメージは与えられず。相手がまたレールガンを放ち攻める姿勢を崩さないようなので 武器を腕武器マシンガンに切り替え特攻、上に張り付く。そして一気にマシンガンを4セットばかりあてて糸冬。
マシンガンに変えた途端どういうわけか鬼ロックが発動し後ろからため息が。嬉。一回戦突破。残りAP8150(パーフェクト)。 

一回戦でいきなりクレホバや軽グレ機体を投入している人が多かったです。ほとんどが近〜中距離の撃ち合い に終始して決着をつける試合で見ていて非常に萎えましたがブレードを装備してたり核弾頭装備してたりと面白い アセンで出場し会場を沸かせていた人も(多くは無かったけれど)いました。
しかしそこはネクサスの悪夢というべきか勝ちあがれた人はいなかったように思います。

2戦目 MARINE BASE

使用機体:仏恥義理弐号
相手:両肩レールガン+腕マシの四脚。

開始直前に「おねがいします」と挨拶をされた。いいね。礼儀正しい人ですよ。こっちもにこやかに返してあげた。
戦闘開始、ECMを連発しながら適当に砂で削る。と、いきなりレールガン命中。ぐはぁ。後ろからオォッ、と声が あがり自分もちょっと焦る。おかしいなぁ、ECMかけたはずなのになぁ、と急接近して軽実EO+二連砂のラッシュ をかけ、ちょっとAP差を広げるも開始直後の後ろにある板に引っかかってるところを軽実EO+腕マシの ラッシュでAPを2000くらいもってかれ、熱暴走まで頂戴してしまう。ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ、と焦るも こっちが絶対に負ける事の無い性能と確信して投入したACなので徐々にAP差をつめ、2連砂でチェックメイト。
残りAP2300。結構あぶなかった。とりあえず念願の二回戦突破。うぇい。

二回戦はやはり障害物がそれほど無いマップということで瞬間火力、スピードを重視したACが軍配を上げていた ようでした。十字フロート、そしてやはりクレホバが多かったようです。武器は軽グレが主流でしたがなぜか 両肩垂直ミサイルも人気を博していました。

3戦目 UNDERGROUND WORKS

使用機体:仏恥義理参号
相手:デュアルミサイル(?)+砂の中量2脚。

3戦目にして早くも準決勝ということでいささか気は抜けていたり。しかし相手が2回戦目で友人のY氏を負かせた人 なので仇を討つべく何としても勝利してやろうと意気込む。初期APが相手よりも高かったのでひとまず柱の後ろに隠 れようとするも、柱の方向を間違えてしまう(汗 タンクでオープンスペースにいることは自殺行為に等しいのでOBです ぐさま柱の後ろに陣取る。相手は自分の機体のフォルムから焼き土下座タイプのACだと見切ったのか積極的にはせめ てこない。こちらの出方をまっているようだったが、悪いことに自分はAPが高いと絶対に攻めない人間なのでコントロ ーラーに指だけかけてレーダーを凝視しつつ機体を放置。ニヤニヤ。どうせめてくるかなぁ。うふふ、とか考えてると ミサイルの接近する音と共に目の前の柱にミサイルの着弾エフェクト。こっちはFCSの性能が近距離型なので相手を 捉えることができず、まごまごしているうちに横からミサイルをたたきつけられ、砂も被弾。こちらも突っ込みグレを一発 あて、相手がOBで突撃したところを軽グレ+左160マシのラッシュでAPを引き離し、OB離脱。形的に明らかに中2なの になんであんなに硬いんだよ、と心の中で悪態をつきつつまた柱に隠れる。この時点でAPが5100-3800くらい。相手は AP差を盛り返そうと積極的に攻めてくるも自分がことごとく柱の影に隠れるのであまり被弾せず、逆に出てきたところ を軽グレで叩くのでAP差は一向に狭まらない。観客席のほうから「せこっ」とか「暇そー」とか聞こえてくるのを尻目に 最後はOBをふかし続けて時間切れ。AP勝ち。自分残りAP4700、相手残りAP3000ちょい。自分でも非常にウザい戦い を展開したと認識していたので一応謝っといた。まぁ、Y氏念願の連勝を阻止した人だし、スカっとはしたけれど。
さすがに準決勝とあって1、2回戦で見かけたようなサイト移動、回避運動ができない人は減っていたようでした。
一人竪穴に篭ってひたすらゲリラしてる人がおり、観客側にもその相手の人のイライラが伝わってきて、ちょっとアレ かなぁと思いましたが、自分も同じようなことやってたのでなんとも複雑な感じ。

決勝戦  1戦目 ARENA

使用機体:仏恥義理弐号
相手:女王ホバタン+軽グレ×2の焼き土下座機体。

いきなり一番当たってほしくなかったマップがきて少し気が滅入った。でも負けたくは無かったのでECMを撒き、適当 に砂でちくちくやる。と、いきなり相手はOBで突撃。馬鹿め、ECM状況下でこの仏恥義理に接近戦を挑もうとは。 くはは。とEOを展開したところで 軽 グ レ 被 弾。多少びっくりしたが運の良かったことに自分が空中にいたため 跳ね上げられ、かろうじて焼き土下座は成立せず。ふぅー。先ほどのOB特攻で相手はEを使い果たしたのか歩き(?) だしたので上→後ろとくるくる回りながら砂、ECM、軽実EOのラッシュで畳み掛けて相手のAPが3桁になったところで 相手のE回復。あとは砂で削るだけだったので回避運動もろくにせずに砂を乱射、そして撃破。残りAP3000程度。 一番ネックだった機体とマップで勝利を収めたので、あとは落ち着いていけば勝利を手にすることができるはずと自分を励ます。

決勝戦 2戦目 STRUCTURE

使用機体:仏恥義理参号
相手:グリズリー+両肩レールガン。腕武器は失念。

先に一本とってたし機体的にも負けない自信はあったので気楽にOB突撃。ボゴーン。うぉい。いきなりかよ。 本日三回目となります両肩レールガン。みんな好きだなぁ。上はこちらがとってたのでレールガンの再装填中に軽グレ +左ガトリングでラッシュ。一気に形勢逆転しOB離脱で柱の影に隠れ、柱プレイ開始。さぁこい。また機体を放置しだした ので観客側からは「暇そうだなァ」、「また隠れたよ」などの陰口を頂く。しょうがない。本業が軽2ゲリラなもんで。相手が 攻めてくるのを見計らってちょいと顔をだし、軽グレを発射。これを繰り返しているうちに軽グレは弾切れ、相手のAPは 三桁(700くらい)に。こちらは残りAP3000程度。もっと距離を離して隠れ、延命させてやろうと相手に機体の尻を向けて OBを噴かしたところで「待てぃ」といわんばかりにレールガン被弾。あぁそう、死にたいのか。
左160マシ+砂のラッシュをかけたら1セットで昇天した。撃破勝ち。残りAP2300程度。

うぁーい、優勝だよう。正直、決勝のカードランダムでホームマップであるBORN CITYが最後に来たときは「終わった」と 思っただけに、全勝で優勝できたことはうれしさ倍増というか何と言うか。
Y氏に肩車されて両手を上げてたら観客の人に失笑されました。
ゲーム雑誌社の人にアンケートされてたのでほかの決勝戦はみてません。

表彰式でマイク渡されて「何か一言」といわれ「何言えばいいんですか?」等々挙動不審の限りを尽くした挙句 「俺はシャイなんだよ!」と叫び観客の方々の笑いをあびる。もういいよ。
フリー対戦があるとのことでしたが、疲れてたのでY氏に首を絞められながら速攻帰りました。

追記:一応これで経歴上は優勝ってことになるんでしょうけれどなんとも微妙な気 分。だって極悪インチキ反則(違うけど)アセンですよ?
アセン次第で優勝とかできるNXに乾杯。次回作の大会ではもっと楽しんでVSができ るといいな、と思います。

バーゲストさん、詳細なレポート提供、ありがとうございました!!(*^▽^)ノ (YY)